大樹のほとり

自作小説を掲載しているブログです。

2010年03月

満月の夜に

元ネタ:『怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第5夜』スレ190氏

俺は腕が通る位の細い穴の先にある鍵穴とか仕掛けを解除しようとした怪盗が、
穴の中で手首をロックされてしまい、
その場に釘付けなって逃げれない所を床から超振動してる台座がせり上がって
怪盗の股間をガッチリと固定して散々に悶え狂わすとかいうシチュが好き
腕の拘束をツールで解除しようとするけど振動が邪魔をして集中できない。
簡単な筈の解除ができず気ばかりが焦り、ツールを落としたりして追い詰められていく怪盗。

最後にはイキまくってしまい、それでも許されずに振動に晒されて、警備がようやく捕縛に来た頃には、
腕の拘束はそのままに、ぶら下がるようにしてぐったりとなっている怪盗の姿が…。
みたいなの。

以下本編



震えている。
真夜中、地上80mになるビルの屋上で柚希(ゆずき)は悟った。
吹きつける風が怖い、深海のような遥か下のネオンが怖い。
それもあるが、彼女を真に震えさせる理由は他にあった。

彼女はこれから、街の都市伝説である『怪盗クレール・デルヌ』に成り代わり、
資産家のオフィスに忍び入るのだ。



「う、……ッく!!」

それは今日の朝。
朝早く帰宅した柚希の妹は、その白い太腿から血を流していた。
「春菜……!」
妹を出迎えた柚希は目を見開く。明らかな銃創だ。
「いやいや、私としたことが……ドジ踏んじゃった」
春菜は無理に笑みを作る。
傷が『クレール・デルヌ』としての活動でついたものだと、柚希は知っていた。

クレール・デ・ルーヌ(Clair de lune)とは仏語で月光を表す。
今、街はそれを名乗る怪盗の話で持ちきりだった。
曰く、それは義賊である。
曰く、それは天罰の代行者である。
彼女が狙うのは非合法に搾取する者に限られた。
奪うものは金品や権利書、人質など様々だが、どんな事例であれ共通する事が2つある。
一つ、犯行は満月の晩であること。
一つ、犯行日の朝に予告状を出すこと。

『今宵は満月――クレール・デルヌが悪鬼を照らす』

初めは悪戯と笑われたその予告状は、幾たびの事件を経て今や財界の最優先議題となっている。

マスメディアはこぞって彼女の謎を追いかけた。しかし核心に迫る者はいない。
“彼女”かどうかさえ自信をもって断言はできなかった。
カメラに映る美しい相貌から“女性らしい”と推測されたに過ぎない。
その犯行手口は周到にして狡猾。軍の協力を得たゲリラ戦用トラップさえ易々と突破される。
その万能ぶりにはリアリスト気取りさえ『満月の悪夢だ』と嘆いた。

しかし、財界とて無能ではない。頭の切れる者は情報を売買し、対策を講じた。
それはある朝に結実する。
予告状を手にした女が脚を撃たれる、という形で。


春菜がクレール・デルヌである事を、柚希は知っていた。
というよりむしろ、この柚希こそが春菜を『クレール・デルヌたりえさせて』いるのだ。

父が謀殺され、母が心労に倒れた後、2人の姉妹は街への復讐を決意した。
その実動役となったのが春菜だ。
19歳の柚希にとって、3つ下の春菜は頼りがいのある妹だった。
何につけても要領がよく、常に冷静。詐欺師とでも互角以上に渡り合える狡猾さを備えている。
加えるなら、運動神経も何らかの道でメダルを目指せるほどだ。

その春菜に実動を任せる一方、柚希はサポートに回った。
科学者である父に憧れていた柚希は、父の書物を読み漁り、幼少期の大半を研究室で過ごした。
「ほんわりしている」と言われながら、その実毒物薬物が大好きな19歳だ。
機械にも造詣が深く、近年極めて優秀な人工知能を開発した。
50種を超える声色を操り、ある程度ならヒトと会話まで出来るAIだ。
その性能にして基盤の大きさは500円玉程度であり、普段は春菜のヌイグルミに埋め込まれている。
これが遠隔通信から敵の霍乱まで、クレーヌ・デルヌのあらゆる行動をサポートするのである。

実動の春菜と頭脳の柚希。
この才能に溢れた姉妹は、互いに協力してあらゆる窮地を切り抜けてきた。
しかし、春菜はとうとうその翼をもがれてしまった。
予告状は出してしまっている。出向かないわけには行かない。
だが、今の春菜の脚では到底不可能な話だった。
「平気よ、このぐらい!」
恐らく何を言っても無理をするだろう春菜に、柚希は一計を案じる。
春菜の食事に強烈な睡眠薬を混ぜたのだ。

寝息を立てはじめる妹を背に、柚希は支度を整えた。
相手取るはライアック・コンチェルン、春菜の狡猾さを持ってしても苦戦する巨悪。




柚希は黒いショートヘアを靡かせ、80mの高みから対象のビルを窺う。
真夜中に関わらずほとんどの部屋に電気が点いていた。
襲われる事を想定するなら、電気を消して中で待ち伏せするべきではないか…?
『同士討チヲ避ケルタメデショウ。
 軍隊デモナイ用心棒連中ニ、大シタ連携ガ取レルトモ思エマセン』
ヌイグルミが分析する。
柚希は自分が作ったAIながらに感心した。
確か春菜は“グルミー”と呼んでいた筈だ。妹のいない今、このグルミーだけが頼りだ。

柚希は装備を確認する。怪盗らしく軽装だ。
各種薬品を入れたポシェット、脚力を補助するブーツ、身体のラインが浮き出る黒いボディスーツ。
黒で統一された服装の中、首から下がったシルバーアクセサリーが一つのアクセントとなっている。

柚希は頷いた。
「よぉしっ…お姉ちゃん頑張るからね!」
そう気合を込めて手元のスイッチを押す。瞬間、遠くどこかで爆発が起きた。
『…マタ随分ト派手ナ事シマスネ』
「大丈夫よ、あいつらの所有する倉庫だし。この時間なら誰もいないしね」
柚希は言いながら、ショットガンのような銃を手にした。
ワイヤーロープを射出する銃だ。
柚希は目を細め、腋を締めて前方のビルに照準を定める。
目標は屋上より1階層分低い位置だ。
引き金を引くと、破裂音と共にワイヤーが射出され、ビルの脇にある配管に巻きつく。
「オーケー!」
柚希は狙い通りの結果に満足げに頷いた。
ワイヤーのもう片方を手近なパイプに巻きつけ、張り具合を確かめた後、さらに滑車を取り出す。

滑車をワイヤーの上に乗せ、柚希は息を呑んだ。
ビルの高さは80メートル。もし滑車がワイヤーから外れれば助かるまい。
だが、柚希という女は並の神経ではなかった。
「だいじょぶ、私!!」
どこか令嬢然とした出で立ちの怪盗は、文字通り瞬く間に覚悟を決めて滑車を滑らせる。
滑車はビルの間の空を駆けた。
ビルの窓が迫ると、柚希は膝を曲げて飛び込む。
しゃああああん、とガラスの飛び散る音を聞きながら、柚希は身を一転させて着地した。
「……潜入成功。」
夜風に髪を艶めかせ、今宵限りの『クレーヌ・デルヌ』が笑みを浮かべる。


「何の音だ!」
廊下から騒ぎがする。
その声を聞いたとき、柚希はすでに行動に出ていた。
狙うのは時価3億の宝石「ルミナス」。その位置は把握している。9階の金庫だ。
階段の位置、警備を置きやすい位置、全て見取り図から把握済みだった。
その記憶を元に行動を起こす。
「いたぞ、追い込め!!」
ガラの悪そうな男達に廊下で挟まれる。
しかし、柚希は余裕の表情でカプセルを投げた。
同時にマスクを着ける。下はガス除けのゴム、上は赤外線センサー対策の高性能ゴーグルだ。
マスクを嵌めた直後、カプセルが地面に落ちた。
煙が巻き上がる。
その煙を嗅ぎ、男達が訝しげな顔を浮かべた。
「なんだこれ……アーモン……ド……!?」
廊下を満たす匂いはアーモンドナッツに似た。
それに気付き、一人が叫ぶ。
「おい逃げろ!!!青酸ガスだッ!!!!!!!」
「う、うぁああああ!!!」
微量で人を死に至らしめる青酸。その匂いはアーモンドに似る。
仕事上それを知る用心棒達は泣き叫びながら我先にと廊下を後にした。
忽ち見える範囲に人影がなくなる。
柚希はくすくすと笑ってそれを眺め、カプセルを拾い上げた。
「残ぁん念、ただのアーモンド臭なんだよね」
そう呟いてビルの奥へと駆けていく。

用心棒達の通信は混乱しきっていた。
「畜生!あいつ無茶苦茶しやがる!!」
「あ、悪魔だ、あんなの相手してられっかよ!!!」
柚希に対面した者が揃いも揃って泣き喚き、戦意を砕かれている。
それを耳にした他の用心棒も及び腰になってしまった。

「……流石のものだな、クレール・デルヌ」
ビルの管制室の中、モニターを前に呟く男がいた。
「煙を使って相手の心を惑わせ、カメラも無効化する。常套手段ながら効果的なやり口だ。
 このままでは、或いは突破されてしまうのではないかね?」
男が声をかける。その先には椅子に片肘をついて腰掛ける女がいた。
ライアック・コンチェルンの肝をなす実業家、リネット・ライアック。
彼女は黙ったままモニターを見据えている。
その美しい顔には額から頬にかけて大きな傷跡が残っていた。
男は気味悪そうに肩を竦める。


柚希は赤・青・黄と様々な色の煙を撒き散らしながらビルを駆けた。
虚実合わせたガスの効果により、ビルの連絡網はもはや阿鼻叫喚となっている。
そんな中、柚希は着実に目標へと近づきつつあった。
9階。目的の階だ。
階段から上がると囲まれるため、柚希は一旦ビルの外壁に取り付き、再度窓を破って侵入した。
あらぬ方からの侵入で慌てふためく声が聞こえる。
柚希はそれを聞きながら進み、十字型の通路に出ると、
「うりゃっ!!」
グルミーを遠くへ放り投げた。
(グルミーちゃん、よろしく!)
男達の足跡が近づく中、柚希は囁く。するとグルミーが内蔵された声を再生した。
「ミギャアアアアア!!!!」
「な、何だ今の声は!?」
男達はグルミーの落ちた方へと駆け寄っていく。
「……ぬいぐるみ……?」
呆気にとられた彼らはその瞬間、背後に気配を感じた。
「 チェックメイトよ。 」
声と共に数発の銃声がした。男達は叫んでその場に倒れ込む。
モデルガンを改造した、射出した弾に5万ボルトもの電流を帯びさせる銃だ。
殺傷能力はほぼ無いが、喰らうと意思とは無関係に倒れてしばらく動けない。
柚希はガンマンよろしく銃口に息を吹きかける。
『ガスマスクシタママ、何シテルンデス』
仰向けのグルミーが呟いた。ボタンでできた目がどこか冷ややかだ。
「もう、うるっさいなぁ」
柚希は倒れた男を跨ぎ、グルミーでリフティングしながら先へ進む。


十字路の先には赤外線センサーが張り巡らされていた。
それを潜り抜けると、とうとう目的と思しき部屋が視界に入る。
「よぉし、最後ね!!」
柚希はグルミーにスプレー缶を埋め込み、部屋の中へ投げ込んだ。
「ブボッ」
グルミーが悲鳴を上げて床に転がる、と同時に煙を撒き散らす。
たちまち部屋が白く染まった。
「うわっ!な、何…げほ、ごほっ!!!」
「げほ、さ、催涙弾だ!ちくしょう、目が!ごほ、げほっ!!!」
部屋にいた男達が顔を押さえながら倒れていく。
部屋を白く染める煙は全く薄まる気配がない。拡散しないように調整されているのだろう。
視界の利かない中、柚希はゴーグルで部屋を探る。
前方に台があり、その上方に穴が見えた。
柚希はその台へよじ登って穴を窺う。奥にダイアルがある。
警備体制から言って、ここが宝石ルミナスの金庫と見て間違いないだろう。
「ビンゴ♪」
柚希はぱきんと指を鳴らし、嬉々として穴に右手を突っ込んだ。
しかし、それが早計だった。

がちん。
穴の奥で音がする。ぎょっとして柚希が手を引くが、抜けない。
奥で手首をロックされてしまったらしい。
「くっ!」
柚希は眉をしかめるが、落ち着いて首から提げたシルバーアクセサリーを外す。
その小洒落たアクセサリーはピッキング用のツールだ。
組み合わせによって鍵穴の形状をしたものならば何でも開けられる。
手首に嵌められた手錠らしきものも難なく解錠できるはずだ。
普通の状態なら。

しかし最後の罠は巧妙だった。
柚希が穴に左手を差し込んだ瞬間、足元の台が崩れ落ちた。
一部が崩れ、木馬のような形が残る。
足がつくような高さではないため、当然柚希はその木馬に股座を乗せる形となる。
そして手首で釘付けになっているために逃れられない。
「・・・・・・!」
これには楽観的な柚希も顔色を変えた。急いでツールを手首に近づける。しかし。
「ああぁっ!?」
柚希の恐れていた事が起こった。股座に密着する木馬が振動を始めたのだ。
振動は強い。マッサージ機の威力を最大にしたものより更に強烈だ。
(まずい……まずいよ……!)
内腿の肉がぶるぶると波打ち、柚希の本能が警鐘を鳴らす。

「嵌ったな」
モニター前の男が呟いた。椅子に腰掛けたリネットが笑う。
「慢心したんでしょう。途中まですんなり行ったもんだから、肝心な箇所で気を抜いた。
 多少頭の回る小娘にありがちのパターンね」
リネットはそう言って席を立った。
ロシア系の血が入っているのか、長身で、器物のような冷たい目をしている。
「時価3億の宝石を狙ったんだもの。授業料は高いわよ」
リネットはモニターの柚希にほくそ笑んだ。


「くっ……!」
柚希は下半身を強烈に揺さぶられながら、必死に手首の解錠を試みる。
しかし集中できない。
ピッキングに集中するには手首の穴に向かって前屈みになる必要があるが、
そうしてしまうと振動する台に陰核を擦りつける形となってしまう。
タイツ越しの振動は強烈で、5秒も陰核を揺さぶられるとたまらない。
「っくああぁ!!!」
たまらず腰を跳ね上げてしまう。そうなればピッキングは一からやり直しだ。
台の表面はつるりとしているため、足で踏ん張ろうにも力の入れどころが無い。
結局股座に体重の全てを預けるしかなかった。

(簡単なのに……簡単、なのに……!)
ピッキング技術でいえば本家クレール・デルヌである妹にも引けを取らないはずだ。
こんな鍵穴など1分もあれば解錠できるだろう。
しかしその1分が集中できない。
落ち着こう。まずは体勢を整える事だ。
柚希は両手を穴の淵に掛け、膝を曲げて力を込めた。
しかしそうやって耐えの姿勢になった所で、台の振動は強烈すぎた。
「う、う……!そん、な……!!」
目を閉じたまま柚希は耐える。だがその身体を無慈悲な機械が揺らす。
柚希の背にぞくぞくと電気が走った。
(………ひっ、い、いくっ!!!!!)
天を仰ぎ、唇を噛み締めて美しい19歳の少女は極まった。

がくりと首を垂れて柚希は嘆く。
耐えるため身を強張らせたのに、絶頂を迎えてどうするのか。
少女は焦ってもがいた。タイツの太腿部分がぐっしょりと汗ばんでいる。
太腿だけではない、背中も、腋も、至る所にいやな汗が吹き出ている。
その汗のイメージは吸い寄せられるように局部に達した。
考えてはいけないのに、達してしまったというショックから脱せない。
「ああああぁ……」
柚希は声を上げた。
今度は陰核ではない、産道へと通じる肉びらを刺激されているにすぎない。
それでも達したばかりの女陰は気持ちよく震えた。
「んくっ!!」
すぐに2回目の絶頂を迎えてしまう。
ショックだった、このショックでしばしとはいえ柚希の思考は止まった。
何をするでもなく足を蠢かし、腰を上下させ、天を仰いで一文字叫んだ後、3度目の絶頂を迎えてしまう。


(ば、馬鹿、馬鹿!何してるのよっ!!)
3度も達した自己嫌悪から、柚希は手首を拘束する壁へ頭を叩き付けた。
「ぐっ!」
頭蓋の砕けそうな痛みが頭を跳ねる。だが少し冷静になれた。
今すべきことは何か? ――手首のロックを解除することだ。
柚希は震える手でツールを鍵穴に差し込んだ。
そう、手が震えている。手も、肩も。元凶は肺だ。
肺がまるで長距離走をしたようにびくついていて、呼吸がおかしい。
ガスマスクをしているせいで息が籠もって気持ちが悪い。息苦しくて吐き気がする。
冷静になっても状況は好転しない。
相変わらず解錠を試みては腰を跳ねさせ、前屈みになっては仰け反りの繰り返し。
息だけは刻一刻と苦しくなり、柚希はだんだんと焦れてきた。
埒があかない。
(……こうなったら1度、どんな風になってでも我慢して解錠しきるわ!!)
絶頂を危惧しながらの解錠では間に合わない。
ならば、と柚希はあえて腰を沈み込ませ、振動に身を委ねて解錠に集中しはじめた。

逆境での開き直りは時として起死回生の手となる。
……が、忘れてはいけない。チャンスの裏には、必ずリスクがある事を。

「うああ、うあ……ぐ、く、くひ………っ!!」
柚希は台に踏ん張り、絶頂を堪えた。
反射で逃げ出そうとする身体を無理矢理押さえつけ、背中の鳥肌を無視した。
その甲斐あってもう解錠できる……と、ほんの僅か気が緩んだ時だ。

どろっ

秘密の部分から、音になるようにはっきりと蜜の溢れる音がした。
背筋を電気が駆け上る。
凄まじい快感だった。押さえつけていた分、今までの比ではない。
気丈な柚希もこれには前屈みで身震いした。目の前が白み、口から涎が垂れていくのがわかった。

そして不幸は重なる。
彼女の身体が緊張から解き放たれた瞬間、穴の奥からツールの落ちる音が響いた。


(あ……いけない。落としちゃった)
柚希はぼんやりした顔で穴の下方をまさぐった。
結局またいっちゃった、無理はダメかな。彼女はそんな事を考えていたに違いない。
が、穴の中を2度ほど撫でた後、急にその動作が忙しなくなった。
目を見開いている。
(う、うそ、何で!?)
ツールが見つからない。ただ取り落としただけであるのに。
救いを求めて彷徨う指は、ついにある答えに辿り着く。
穴の奥、ダイヤルの手前に隙間が開いていた。アクセサリが悠に入りそうなほどの。
そこへ落ちたのだ。
「あ、あ……ああ………!!!!!」
柚希は目尻が裂けそうなほどに目を見開いた。
「いやああああああああ!!!!!ううウソでしょ、いやっいやあああっっ!!!!!」
半狂乱になって暴れる。
それは、彼女にもう手首の拘束を外す術が残されていない事を示していた。

錯乱、という言葉が相応しい暴れようだった。
外れるわけもないのに手首を引き抜く動作を繰り返し、台を足の裏で蹴り、吼え。
あまつさえそれで呼吸が苦しくなると、左手でガスマスクを毟り取ってしまう。
マスクの外には尚も白いガスが立ち込めていた。
ガスは多少拡散し薄まったものの、まだ歴然と残っている。
柚希は大きく息を求めてそれを吸い込んだ。
「う!しまっ…ぐぇほげほ、げほげほぇほ!うぐ、あぐふおえ!!!!」
策士策に溺れる。
柚希は己自身が撒いたガスによって、今や部屋の中でただ一人噎せかえっていた。
強烈に痛む目や鼻を払っているうち、頼みの綱のガスマスクさえ取り落としてしまう。

涙と鼻水で顔をグズグズにしながら、柚希は全てを悔やんだ。
対象物を見つけた時点で慢心しなければ。
アクセサリを手首に巻きつけて使用していれば。
ガスマスクを外さなければ。
だが全てが遅い。彼女は両の手首を穴に食われたまま、ぶら下がるようにして台にへたり込んでいる。

柚希はもう振動でイカされるしか術がなかった。
「げほっ…った、たすけ……ふぇ、たすけ……へぇえ………!!」
壁にすがるように乳房をすりつけ、苦しそうに膝を擦りあわせ続ける。
何度達しても何度達しても無慈悲な機械には赦されず、次第に薄まっていく煙の中で真っ黄色な尿を漏らした。
尿は台を滑り落ち、また黒いタイツを伝って柚希のブーツの先から滴る。
滴ってはまた滴り、気が遠くなるような時間と共に、床には空の満月のような尿溜まりが広がっていく。

ようやくに煙が晴れて警備が捕縛に来た時には、
腕の拘束はそのままに、ぶら下がるようにしてぐったりとなっている怪盗の姿があった……。

     
                              終わり
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サクラは見るものであって食べて美味いものではない…

ホッホッホ 如何ですサイヤ人の皆さん 
テンプレート更新ですよ
驚きのあまり声も出ないようですね
ついでにもっと絶望的な事実をお教えしましょう
私のアクセス数は53万です

うそです

グロトリス (小ネタ)

グロトリス……それが地元で初めてできた彼女のあだ名だった。
意味はグロいクリトリス、だ。
彼女の顔は滅茶苦茶可愛かった。田舎少女にしては抜群に整っている。
間違いなくアイドルになれるほどだった。
スタイルだってスポーツで鍛えられてるからすごくいい。
でも、クリトリスがグロいという理由だけで皆からからかわれていたんだ。
心無い一人が写真をチェーンメールで回してたりした。
確かにグロい。赤黒くて、小指の先ぐらいの大きさがある。まるで小さな逸物だ。
でもゲテモノ好きってのはいるものだ。まぁ、俺だけど。
俺は駄目モトで彼女に交際を申し出た。
彼女も虐められてもうヤケクソだったんだろう、2つ返事で承諾して、学校帰りにホテルに連れ込まれた。
オレンジ色のホテルの部屋で、彼女はすぐにスカートをショーツを脱ぎ捨てた。
ベッドの上に膝立ちになって、自虐的な笑みで俺にクリトリスを見せ付ける。
知床の雪のような腿に挟まれ、写真どおりのそれはあった。
「ふふ、どう?気持ち悪いっしょや。」
彼女は目に涙を浮かべながら言った。
でも、俺はどうってことなかった。むしろ捻くれ者の俺は、可愛い子に綺麗なクリトリスがあるより、
可愛い子にこんなグロいクリトリスがあるほうが興奮を煽られるのだ。
「なんも。なまらかわいいべや」
俺はそう言って彼女の腰に吸い付いた。
「ひゃん!」
彼女はとてもいい声を出してくれた。
「ゃ、や、こちょばしいべや……」
クリトリスに吸い付いているので顔は見えないが、どんな表情をしているかはわかった。
毎日横目に見守り続けた顔だからだ。
彼女は最初こそ俺の頭を押しのけようとしていたが、そのうち安堵したように耳元に指を絡めてきた。
「コリコリしてる。気持ちいいんかい」
「いや、え、えっちくさいわ……」
そんな言葉のあと、俺の首筋に数滴、水のようなものが垂れてきた。
俺はそれを見上げるような無粋なことはしなかった。
グロトリス、そう呼ばれたチャームポイントを舌で束縛しながら、俺は


(省略されたべや。続き見るにはクリトリスの写真をうpして欲しいんだわ)
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アロエって何で白葡萄とばっかり組み合わさるんだい?

小説の感想を下さった方、どうもありがとうございます。
エッジに関しては、改稿して全て載せてしまうか、全く新しく始めるか不明です。
スレに投下していた時は残り最終話1話のみ、構想も全て出来た状態だったので何だか満足してしまって、
いまいち完結させる意欲が湧かないのです。
どうするかは気分次第ですね。

もしエッジで、こんなのが読みたいってのがあれば聞かせて頂きたいです。
リクエストにお答えできるかは不明ですが、モチベーションアップの一環として。



ところで最近、色んなスレの過去ログ読み漁ってるのですが、消息不明で行方が気になる神書き手さんが多いっす。
「女が男を倒す」スレで学園の女帝という作品を投下なさってた方とか、
レズいじめスレで女学院復讐SSを執筆なされていた方とか。
ずいぶんとせがれがお世話になっている(ing)のですが、どうしておられるかしら。

コンタクト取りたいのぅ……。

マケイヌ

※ダーク&スカットロ注意

「高坂はいじめられてる」
いつだったか悪友の祐二が言った言葉だ。
何でそう思うんだよ、という俺の言葉に、奴は沈黙で返した。

高坂佳織は、小学校の頃俺と同じ塾に通っていた娘だ。
地域でも有名な進学塾で、俺は親に強いられ無理矢理通わされていた。
俺も祐二も努力嫌いだから、下位クラスで成績も悪かった。
一方、先ほど名前の出た高坂は特進クラス、しかもそのトップだ。
数千人からいる塾生の中で一桁台の天才。とはいっても眼鏡のガリ勉タイプではない。

高坂は長く綺麗な黒髪をしていて、頭の後ろによくリボンをつけていた。
そのリボンが人混みにいてもよい目印となった。
スタイルはスレンダーという表現が似合う。
まだ小学校高学年だけに胸はないし、レースクイーンのように伸びやかな膝下でもない。
それでも遠目にはすらりとして見えた。

同じ学校である祐二によれば、高坂は本物のお嬢様らしい。
家は神社そばの木塀に囲まれた豪邸で、習い事は塾以外にピアノ・バイオリン・水泳。
かつて英会話も習っていたが、小4の秋で中学コースまでの全過程をマスターしてしまったそうだ。
いわゆる勝ち組。
テレビでお馴染みのアナウンサー、スチュワーデスといった人種は漏れなくこの勝ち組レールを進むわけだが、
高坂はそういった最高級の女の卵だったと言っていい。

高坂はクールで無口という印象があった。
何しろ2年も同じ塾に通っていて、声を聞いたことさえなかったのだ。
ただ無機質な子ではない。
俺は一度、彼女が塾の裏で捨てられた子猫を撫でているのを見た事がある。
顎を撫でられてゴロゴロ鳴らす猫を見る目は、惚れてしまうぐらいに優しかった。

彼女はいつも何人かと行動を共にしていた。
必ず一緒にいるのは遠藤倫子。特進クラスで常に2位の奴だ。
1位は言うまでもなく高坂で、あまりにもその順位が不動であるため、
講師陣はこぞって『天才の高坂くん、秀才の遠藤くん』と持ち上げていた。


それから8年。成人式の日、俺は再びその高坂を意識する事になる。
彼女が新成人代表で挨拶をしていたからだ。
高坂は期待通りの美人になっていた。
式用の化粧で昔との単純比較は難しいが、舞台下から見上げる男達が騒ぎをやめて凝視するぐらいにはなっている。
結い上げた黒髪と蝶や華をあしらったリボンが愛らしかった。

式の後、俺は祐二と久しぶりに再会した。
頭を金髪にして厳つくなってはいたが、相変わらずの馬鹿で安心する。
互いの近況を報告しあったあと、俺はふと思い出した事を訊ねた。
「なぁ。昔言ってた、『高坂が虐められてる』ってのは何だったんだ?」
もう8年、そろそろ何でも笑い飛ばせる頃合だろう。俺はそう思っていた。
だが、祐二はまたしても表情を曇らせる。
「……家、来いよ」
一言、祐二はそう呟いた。


俺は祐二に同行し、部屋で一本のビデオを渡された。
背面に貼られたシールが茶けて破れかけている。そうとう古い。
大体こんな物が使われていたのは、それこそ俺が小学生だった頃の話だ。
「何のビデオだよ、これ?」
俺は嫌な予感を抱きながら聞いた。
祐二は言う。
「見当ついてるだろ。高坂が虐められてるビデオだよ」
頭ががんと殴られたような気がした。
やはり。
「…正確には、虐められているなんてもんじゃねえ。まるで犬の調教だ。
 貸すこたぁ出来ねぇけど、他ならぬお前だ。良ければ見てくか」
祐二はそう語ると、俺の頷きに合わせて今は懐かしいビデオプレイヤーへと近づいていく。

劣化を示すさざ波の中、ビデオは始まった。




【初めてのビデオ撮影】

安っぽいAVのように、黒画面に白抜きの文字が現れた。
次にある場所が映る。カラオケの個室のようだ。
大音響の中、ガラステーブルを囲む赤いソファに少女達が横並びで腰掛けている。
カメラはその並びを真正面から映していた。素人らしく、手ブレがひどい。

映った少女は3人おり、うち画面中央にいるのは目隠しをされているが間違いない、高坂だ。
高坂はソファに大股を開いたまま腰掛けていた。
手は後ろで縛られているようだ。
上はきちんとセーターを羽織っているのに、下は何も着けていない。
そのすらっとした白い下肢は、両隣の少女の足に絡め取られ、閉じないようがに股にさせられている。
そしてその秘部には、なんと少女2人の指が深々と沈み込んでいた。
指は全く遠慮などないように動きたくり、その度に割れ目の奥からぐちゅぐちゅと音がする。

『皆分かるぅ?高坂で~す。もう30分もああやって弄くられてるから、おまんこトロットロで~す』

カメラの脇から姿を現した少女が、目隠しされた高坂を指して言う。
万年2位の“秀才”遠藤倫子だ。
彼女は高坂を見つめ、わざとらしい溜息をつく。悪党ぶりが堂に入っていた。

倫子とは何度か話した事がある。
特進クラスにしては気さくで、俺のような落ちこぼれにも話を振ってくる。
博識な奴だった。
小学生とは到底思えない知識量を持ち、紙の繊維についてだとかワープ理論だとか、
今でも十分理解できないような話をよく聞いた。
表面上は和やかに教えてくれたが、心の底では無知な俺に説法してやってるつもりなんだろうな、
と感じる時があった。
それでも底知れない頭のよさだったのは事実で、特進クラスの特別さを思い知ると共に、
こいつを凌駕する高坂佳織というのはどんなに凄いんだろうと、声も知らない彼女に惚れ直したりもした。

その声が今、聞こえてくる。


「あっ、あふあっ!くああ、んッ…あ、あぁああう!!」

目隠しをされ、股を開かされたまま恥ずかしい所を捏ね回されて、高坂は声を上げていた。
初めて耳にする高坂の声。
子供の頃勝手に想像した通り、キンキンと高くなく、知的で淑やかな声色だった。

しかし喘ぎ方は猥らだ。
当然だろう。秘部を弄くられるたび、ぐちゅぐちゅと凄い音がするのだ。
両隣の責め手は同じく小学生のようだが、あの遠藤倫子と結託するあたり、普通の子ではないだろう。
実際、乱れる高坂を見つめる目は好奇に輝いてなどいない。
事務を淡々とこなすOLのそれだ。
そんな目をした少女2人に30分も性器の中を弄られるなど、男の俺でも寒気が走る。

『目隠しされて感度の上がってる高坂さん、思いっきり喘いじゃってま~す。
 ビデオに撮られてるなんてこと、全然知りませ~ん』

倫子が神経を逆撫でするような喋り方で囁く。
カメラが高坂の顔をアップで捉えた。
リップを塗りたくったような桜色の唇。喘ぐたび開閉して白い前歯を覗かせる。

カメラはその口元を捉えたまま、焦点を少し上にずらす。
そこでは高坂の目隠しが今まさに取り去られる所だった。
澄んだ瞳が現れる。
瞳孔が縮小し、潤んだ目が状況を把握しようと瞬く。そして、見開いた。
「えっ…!?」
カメラを凝視し、言葉をなくしたようだった。
倫子が笑う。
『高坂さん、不意打ちの撮影にビビりまくってま~す』
「……ッ!!」
高坂は倫子を睨み据える。しかし秘部で再び指を蠢かされ、背を震えさせた。


ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。

水音は再開したが、高坂は声を上げない。
『撮影されてるのに気付いてカッコつけちゃって~。
 でも下のお口は相変わらず煩いし、声だけ抑えても余計惨めなの、頭良いのに解らないのかな~?』
倫子に罵られても、気丈な瞳で睨み据える。
しかし息までは抑えられず、口からはぁはぁと呼気を吐き出していた。
「息荒すぎでしょ、お嬢様。」
「ほーんと。はあはあ、はあはあ!くせえっつーの」
指で嬲る娘が二人して嘲笑った。高坂ははっとした表情になり、俯く。

『ほらほら、言いすぎだってば。観てる人が本当に臭いのかって思っちゃうでしょー。
 上の口はとってもいい香りがするよー。ただ下のお口は、本当に臭いかもしんないけど』
倫子はそういうと、傍らにあったバッグからフックの四つついたベルトを取り出した。

『じゃーん。高坂お嬢様のお小遣いで買った、豚鼻ベルトで~す。
 これをおまんこに引っ掛けて、開いた穴の匂いを嗅いでみたいとおもいまーす』

倫子は恐ろしい事を上機嫌で語ると、本来鼻フック用であろうそれを引き伸ばしながら高坂に近づく。
高坂は暴れるが、他の2人が手足を使って封じ込めた。

邪魔な手がどけられ、高坂の秘部が映る。割れ目の上にうっすらと茂みが生えていた。
初々しい性器だ。
『引っ掛けまーす』
倫子はベルトを高坂の腰の後ろに回し、そこからフックを伸ばして長い金具部を器用に割れ目へと引っ掛けていく。
潤みきった割れ目はフックがかかるごとに三角や楕円に形を変え、四つ全てが嵌るとくっぱりと四角に開いた。
“天才”高坂佳織の膣の全てがついにカメラに収められる。

倫子はその真正面に立った。
『いいカッコ。ピンク色で可愛い~。綺麗だけど、匂いはどうかなぁ?』
鼻を近づけ、大袈裟に息を吸い込む。
そして笑った。
『…ふふ、すっっごい女くさい。愛液が鼻にかかっちゃうくらい溜まってるし。
 これやばいよ、小学生でこんなおまんこの匂いさせちゃうのって、たぶん高坂くらいだよ』
高坂が横を向いたまま、耳まで真っ赤にしている。
女臭くて当然だ。2人にあれだけ弄くられ、愛液を溢れさせていたのだから。
しかし、倫子達はそれを好き放題に嘲笑った。

そして最後に、倫子はカメラの方を向いて言う。

『これからはこんな風に、高坂さんを可愛がった後は毎回あそこを広げて観察しまーす。
 気持ちよかった?って聞いてもウソつきそうだし、仕方ないよね。
 これからもどんどん高坂さんをエッチにしていくので、期待して待っててね~』

そういうと、高坂の広がりきった膣内をカメラがアップにし、画面が暗転する。




「これが一本目だ。」
祐二が言った。
「……あのお嬢様に、やりたい放題だな」
俺が思ったままを口にすると、祐二は頷く。
「高坂はこっちじゃ有名人だ。家が名家で、頭が良くて、このルックスだしな。
 そういう背景があるから強く出られないんだろ。
 事実が公になって困るのは高坂だけだ。
 こんなイジメをされてるなんて知れたら輝かしい未来がパー、逆に加害者連中は所詮小学生の悪戯。
 どんなに頭が良くても……いや、利口だからこそ言いなりになるしかなかったんだ」

祐二は胸元から煙草の箱を取り出し、一本を咥えた。
そして二本目が立てられた箱をこちらに突きつける。
「…………」
祐二の誘いに、俺は黙って頷く。

2つの煙が部屋を染める中、2本目のビデオが始まった。




【おしっこの穴拡張】

2本目は、どうやら漫画喫茶の個室での撮影らしかった。
映像の端にジッパーのようなものが見えている。恐らく、鞄にカメラを入れているのだろう。
周りの部屋から女の品のない談笑が漏れ聞こえる。
そんな中、カメラは2人の少女を捉えていた。
高坂と倫子だ。

高坂は個室の椅子に腰掛けたまま本を読んでいるようだった。
そのスカートは前側が捲り上げられ、ショーツも脱がされて秘部が曝け出されている。
さらに倫子の指が細い綿棒をつまみ、高坂のどこかに出し入れしていた。
暗くてよく見えないが、ビデオの題名からして尿道に入っているのだろう。
そんな所を穿たれているなど信じたくもなかったが。

倫子はこちらに後ろ髪を見せたまま、左手で高坂の陰唇を開き、右手でゆっくりと綿棒を出し入れしていた。
挿入部の周りには僅かにピンク色の隆起が見え、粘液でてらてらと光っていた。
ローションか、愛液か、ひょっとすると小便かもしれない。場所が場所だけにそう思えた。
痛くないのだろうか。
そう思って高坂に注目するが、彼女の顔は本に隠れて見えない。
しかしその本と目の距離はいやに近すぎ、内容は頭に入っていないだろうと思えた。
白い脚にはハイソックスと革靴だけを着けている。
革靴を履いた足裏は、椅子の高さに十分であるにも関わらず爪先立ちで強張っていた。
やはり尿道責めがきついのだろう。


映像に2人の声は一切入っていなかった。
倫子はただ淡々と尿道に綿棒を抜き差しし続け、高坂は本に目を落としながら爪先を立ててそれに耐える。
倫子がふと綿棒を抜き去った。
綿棒の先っぽと同じだけ開いた尿道が映る。
倫子は綿棒をローションの入った瓶に浸し、たっぷり絡め取ると再びひくつく尿道へと差し入れた。
地面に降りていた革靴がまた爪先立ちになる。

倫子は刺した綿棒をわずかだけ進め、入り口辺りに留めさせると左手で高坂の脇腹を弄った。
シャツに細い手が潜り込む。
倫子の手は高坂の脇腹から胸、背中、腋へと回される。腋の時、高坂の肩が震えた。
『 すっごい汗。 』
倫子がカメラにやっと拾われるほどの小声で呟いた。
倫子が手を抜くと、確かにその掌がぐっしょりと濡れている。
倫子はそれに満足そうに笑い、また綿棒の抜き差しを繰り返した。

絵的には地味だが、俺は尿道に綿棒が出し入れされるのを食い入るように見つめた。
淡々としたその動きの中に、どれだけの苦痛と快感があるのか、想像が止まらなかった。

快感などないと思えるだろうが、そうでもなさそうだ。
なぜなら、綿棒の刺さったすぐ上に、高坂のクリトリスがぷっくりと膨らんで息づいているからだ。
前のビデオでも高坂の秘部が露わになる箇所があったが、その時にはまるで見えなかった。
小学生の陰核など米粒にも満たないのだから当然だ。
それが今、ビデオではっきりと視認できている。
いつか聞いたことがある。女性のクリトリスの見える部分というのは表面の一部だけで、
その大部分は尿道と皮一枚隔てて内に潜んでいるのだと。
つまり高坂は、尿道越しにその陰核の根元を際限なく扱かれているに等しい。
それは気持ちいいことだろう。


30回は出し入れが続いただろうか。
倫子がやや深めに綿棒を突き入れたとき、高坂の腰が揺れた。
それを見逃す倫子ではない、すぐにもう一度限界まで突き入れる。高坂の腰が跳ねた。
細い脚が内股になり、綿棒を伝って何かが溢れ出した。尿だ。
倫子は慣れた様子で足元のガラスコップを拾い上げ、高坂の股の間に受ける。
綿棒を伝う尿は、最初の数滴こそ狙いを外したものの、コップにじょぼじょぼと音を立てて溜まっていく。

黄金液の勢いがなくなった後、倫子は綿棒を数度前後させて尿を切らせた。
そしてコップの底に溜まった尿を別の瓶に移しかえる。
何度か同じ事をしたらしく、瓶にはすでにコップ一杯ほどの尿が溜まっていた。
高坂はよほど大量の水分を摂らされて臨んでいるのだろう。
『おしっこたっぷり。どっかの裏ルートで、顔写真つきでオヤジに売っちゃうね。万はいくと思うよ』
倫子は瓶を振りながら囁いた。
高坂は目を閉じ、本を顔に押し付けて羞恥に耐えている。額は汗でびっしょりだった。

『さて、と。もうすぐ塾が始まっちゃうよね。仕上げにしないと』
倫子は笑って言うと、ポケットからフッ付きのベルトを取り出した。
前回同様、ベルトを腰後ろに回してフックで陰唇を開ききる。
秘部が露わになった。
驚いた事に、洪水のように愛液が溢れていた。開いた瞬間に椅子に黒い染みが広がったほどだ。
赤い柔肉の奥がひくついており、いやらしい。
上にはまるでその穴の子供のような尿道が喘いでいる。
これを見せてあの高坂佳織の秘部だと言っても、誰も信じないだろう。

『一応言っとくと、今回は私一回もココ触ってませんよ?
 高坂さんはおしっこの穴だけ弄られててこうなっちゃったんです。
 さすが“天才の”高坂さん、応用が利きますねぇ~。
 …さて、と。じゃあいいかげん塾行こっか』
倫子は今一度たっぷりとローションを掬うと、綿棒を尿道の一番の奥まで突き入れた。
「ゃう!」
今回初めての、高坂の妙な喘ぎが漏れる。
倫子は7割方が飲み込まれた綿棒をぐりぐりと弄り回す。
『塾が終わるまではこのまま。恥ずかしいから、授業中にはオナらないでね』
そう言いながら高坂に白いフリルのショーツを履かせていく。
まるでお姫様のようなそのショーツは、立ち上がった瞬間に綿棒の隆起で張り、直後に大量の愛液でいやらしく透き通った。



3本目はクリトリスを延々と弄くられているビデオだった。
場所はやけに広い浴室だ。浴槽は十分に泳げる大きさがあったし、その淵も座れるぐらい立派だった。
恐らく高坂の家の風呂だろう。
どうやら倫子が友達として遊びに行き、洗いっこをする口実で甚振っているらしい。
近くの部屋には家族もいるようだ。
それゆえ前回同様、声をだすわけにはいかないらしかった。

倫子は高坂を広い浴槽の淵に腰掛けさせ、指でその陰核を弄んでいた。
今度は高坂も丸裸だ。高貴な身体が全て露わになっている。
胸は控えめで、手足のラインは私服姿で見るよりも細い。
腰周りが少しふっくらしているのは幼児体型というやつだろう。
令嬢らしく、肌は初雪のような真っ白さだ。

倫子はそんな高坂の陰核を容赦することなくこね回した。
ローションのぬめりを帯びた指が幾度も幾度も形を変えて敏感な突起を責め苛む。
高坂は初めは負けず嫌いな瞳で智子の視線を受け止めたが、
一度絶頂に達してからは敏感でたまらなくなったのか、口を「あ」の字に開けて俯いた。
口から涎の糸がぽとぽとと垂れるのがすべてカメラに拾われていた。

「あひ!」 
「くぁうぅっっ!」
「い………っく………ッ!!!」
『ほぉら、声だしていいんだっけ?』

陰核を剥かれ反射的に漏れる声を倫子がなじった。
快感に耐え切れず腰が後ろに引かれる事もあったが、その時は倫子が太腿を叩いて戒めた。
白い太腿にはいくつも紅葉の痕ができ、実に惨めな有様だった。

倫子の指が愛液に塗れて滑りすぎるようになると、倫子は陰核にシャワーを当てた。
見る限り、高坂にはそれが一番たまらないらしい。
水量を上げ、陰核にむけて強烈なシャワーを浴びせると高坂は必ずイッていた。
腰の動きと表情でそれがありありと見て取れた。

指で捏ね回し、シャワーを浴びせ、捏ね回し、シャワーを浴びせ。
そのぐらいになるともう相当な回数達したのか、高坂は苦しそうだった。
「あ」の字に開いていた口は堅く食い縛られ、腰の横に投げ出された手は握り締められた。
身体にも異変が起こり、小便を漏らしたのなどは早いうちで、最後の方には屁までひり出していた。
そのたび倫子に頬を張られ、涙と鼻水でグズグズになる顔は虐待を受ける赤子のようだった。

最後には例の如くフックで秘部を拡げられたが、あまり気持ち良さそうではなかった。
愛液は溢れているものの、粘膜の奥はいつものようにひくつかず、縮こまっている。
その上にある陰核は赤く腫れて垂れ、痛々しい。

それを見て上機嫌になる倫子は、やはり普通でないのだろう。




ビデオはまだ山のようにあった。
6本目は開口具で口を一杯に開かされ、舌を引っ張ったりして唾液を搾り取るプレイだった。
高坂ほどの美少女が歯茎まで露わにする様は背徳的だった。
舌を出して喘ぎ、唾液を瓶に溜めていく様はマニアが見れば堪らないだろう。
ためた唾液は、やはりプレイ写真つきでどこかの好事家に売るらしい。

この時は開かれた秘唇はほとんど濡れていなかった。


8本目は秘部に蜜を塗り、飼い猫に舐めさせるプレイだった。
いつか高坂が塾の裏で撫でていた捨て猫だ。
彼女はあの薄汚かった猫を拾って帰り、家で飼い始めたらしい。

仰向けになったまま手足を押さえつけられ、猫に蜜を垂らした花園を舐めさせる。
何か思うところがあったのか、彼女はいつものクールさを忘れて悶えまくり、2回も潮を噴いた。
「ごめんね、ごめんね。」
猫に潮を噴きかけるたびに謝る様は、周囲から笑いの的にされた。

この時の秘部は、驚くほど気持ち良さそうに潤みきっていた。




計13本に渡るビデオを見終えた後、俺と祐二は何も語らずに煙草をふかした。
煙が目に染みる。
小学校の頃は嫌いだったが、話の間をもたせるのに煙草という奴は便利だ。
後戻りできない、というのが欠点ではあるが。

「このビデオよぉ」
祐二が口を開く。
「ダビングして配られてたんだわ、俺の小学校で。配ってたのは遠藤倫子だった。
 誰にでも配ってたわけじゃないみたいだけどな。
 配られた奴は皆、小心者で、計算高くて、……高坂に惚れてる奴だった。
 俺もそうだったよ」
意外だった。
こいつは高坂の話を振った時、いつも興味なさそうにしていたからだ。

「ビデオの事をすぐ漏らさないような奴を選んだんだろうな、遠藤は。
 すぐにイジメがばれちゃ面白くないと思ってたんだ。
 考えて、成長して、ほとぼりが醒めた頃にでもビデオが流出すれば、ってんだろ。
 その方が高坂に与えるダメージがでかいしな。
 あいつ、高坂のことすげぇ妬んでたし」
なるほど、あいつの考えそうなことだ。

「……けど、今日でなんか安心したぜ」
祐二はふっと煙を吐き出して言った。
「何がだ?」
「成人式だよ。高坂が代表の挨拶してたろ?
 って事は、アイツの人生うまくいってるって事じゃん。
 ビデオの事は誰も漏らさなかった。漏れてても、どこか闇に消えた。
 じゃなきゃ、あんな舞台でにこやかに挨拶なんてできないぜ。
 遠藤もとっくに諦めたんじゃねえかな。他に標的でも見つけてよ」
「……だな。」
俺も同じ意見だった。
ビデオはショッキングだったが、所詮は過去の黒歴史だ。
そんなものは誰にだってある。
俺達はそう笑いあい、朝まで酒を喰らって別れた。


しかし。
その1週間後、郵便受けに入っていたビデオを目にした瞬間、俺は背筋が凍った。
震える手でビデオレコーダーを探し、セットする。

さざ波のないビデオが始まった。




【新成人代表 クソ穴調教】

見覚えのある白抜き文字のあと、画面に一人の女が映る。
直感で遠藤倫子だとわかった。
昔はただの奔放な少女でしかなかったが、今や悪魔じみた凄みを備えている。
倫子はこちらを冷たく凝視したまま語り始めた。

『お久しぶり。8年ぶりでしょうか。
 このビデオを見ているという事は、あなたは高坂佳織さんのお知り合いだと思います。
 新成人になった高坂さんはどうでした?相変わらず綺麗でしたよねぇ。私も感心しました。
 あんまり懐かしかったから、私、高坂さんの成人式の3次会に乱入しちゃったぐらいです。
 傑作でしたよ。
 若手実業家やあの俳優K・Tさんに囲まれて楽しそうに笑ってた顔が、
 私の名前をきいた瞬間に真っ青になってったんですもん。
 でもさすがは高坂さん、呼び出したら全く動じずに堂々と着いて来ました。
 性格は昔と少しも変わりませんねぇ。
 ……ただ、身体の方はどうかなって気になったんで、ちょっと拝見させてもらいますね』

女が身体をどけると、そこには新成人の挨拶で見た高坂が立っていた。
結い上げた髪も、蝶や華をあしらったリボンも、顔の造りのよさを際出させる化粧もそのままだ。
しかし振袖や下穿きは無残にも床に打ち捨てられ、足袋しか纏っていない。

青い果実だった高坂の裸は、8年を経て瑞々しい女性の身体になっていた。
乳房は到底一つの手では掴みきれないほどに実り、下腹はすっきりとくびれ、太腿から下は肉付きのいい曲線を描いている。
神々しくさえあった。
だがその身体は、すでに幾人もの少女らによって穢されている。
ガラの悪そうな連中だ。恐らく倫子の連れだろう。
「でかいおっぱいねぇ。やらかーい」
両の乳房は脇に立つ2人によって無遠慮に揉みしだかれ、
「へぇ、綺麗なピンクのまんまか。インテリとオマンコしまくってるかと思ったのによ」
足の間に座り込んだ相手に下劣な言葉を掛けられる。

それでも、高坂は微塵も動じていなかった。


「まだこんな馬鹿げた事してるの?中学受験で差がついて以来、懲りたかと思ったけど」
身体を散々に弄繰り回されながら、高坂は真っ直ぐに倫子を見据えていた。
相変わらず理知的でクールな、ガラスのような瞳だ。
3次会にいたのなら多少ならず酒が入っている筈なのに、曇りがない。
だが怯む遠藤倫子ではなかった。
『してるよ。あんたのような上流階級様がおっしゃる馬鹿げた事こそ、私みたいな人間の愉しみなの。』
「つまらない人生。前向き、上向きに生きようとは思わないの?」
つまらない人生。その言葉で周囲の少女らに憤りの表情が浮かぶ。
しかしその表情は、その前方の人間を窺って消えうせた。

『“前向き”…?“上向き”……?』
遠藤倫子だ。
さしもの高坂もその低い声に息を呑む。
『あんた昔っから、そういう事をさらっと言うよね。
 8年生きても、まだ全然解ってないんだね、自分以外の事。
 前に、上に!いつも他の人間が立ちはだかってるような奴の事をさっ!!』
高坂が目を見開いた。
「え……?あ、あなた……」
口に手を当てて驚愕の表情を浮かべる。
いつだったか、子猫を撫でていた時以来の表情の変わり方だ。
「ご、ごめんなさ…
『おーっと!やめなよそれ以上の暴言。それだけは聞きたくないよ』
高坂の謝罪の言葉を倫子が封じる。

『あんた言ったよね、前向き、上向きに生きろって。正論ね。
 でももしその時、前や上が塞がってたら、どうすればいい?
 理屈は簡単。それをどければいいんだよ。一粒ずつ、一石ずつ。
 ただ、あんたは特別なの。
 何しろ、この私のプライドを始めて押し潰した岩だからね。
 回りくどく、陰湿に、人生掛けて磨り潰させてもらうよ』
倫子は高坂を指して宣言する。
こんな狂った宣言を面と向かってやる奴、俺なら相手にしたくない。
だがそこは高坂佳織。
優しく聡明だが、それよりも何より気位の高い少女だ。

「…言わせておけば、この負け犬!正論ぶってるけど、そんなのただの逆恨みじゃない。
 私は家柄に頼ったつもりなんてない、実力で結果を残してきたわ。
 あなたは同じことができなかった、それだけでしょう!!」
面と向かって言い返す。
倫子の表情はカメラに映らないが、想像はついた。
彼女は空々しい拍手を送る。

『はぁ…結構結構。負け犬ですか、認めますよ“天才の高坂佳織”。
 ただ私は負け犬でそりゃ惨めでしょうけど、憶えてます?
 …あなた小学校の時、わたしの“イヌ”だったじゃないですか。
 ビデオもいっぱいありましたよねぇ』
「……!」
ジョーカーを切った倫子に、高坂の顔がいよいよ強張った。
「……わ、私は………私は、あなたのイヌなんかじゃない!!」
胸を張った高坂に、倫子は余裕の笑みを浮かべる。
『あ、そうなんですか。じゃあ今から躾ける楽しみができましたね。
 とりあえず、明日の破滅を避けたいなら従ってくださいね。
 ――“ちんちん”。』
高坂の目が見開かれる。
『ほら早く。あんたに対しては私、気が長くないの。
 これで最後―――“ちんちん”。』
高坂は視線を落とし、肩を震わせると、仰向けに寝転がって倫子を睨みあげた。
倫子の笑い声が映像内に響く。


『ねぇ天才の高坂さん、解りやすく解説して。今どんな気分?
 本当なら飲み会で各界の御曹司と懇意になって、春先に結婚まで出来たかもしれないのに、
 今はおまんこ丸見えのマングリ返しでお腹一杯浣腸されてるのよ?』
倫子が囃し立てた。
高坂は本当にマングリ返しのまま、秘部を衆目にさらして浣腸されている。
道具はエネマシリンジだ。
シリンジの根元は水をなみなみと湛えたポリタンクに繋がっていた。
倫子がシリンジを握り込むたび、タンクの水に泡が立つ。

もうかなりの量が高坂の腸内に流れ込んでいた。1.5リットルはゆうに超えるだろう。
高坂の細い腹部は妊娠初期のように膨らみ、腰の括れがなくなっていた。
「お腹ゴロゴロなってるよ~お嬢様~」
野次が飛ぶように、その腹部からは時おり唸るような鳴動が漏れる。
しかし高坂の瞳はなおも凛とし、敵大将である倫子を見据えていた。
倫子の方は苦しみなどないため、余裕でシリンジを握る。

『溜まってるみたいだねぇ佳織ちゃん。飲み会でご馳走貪りすぎちゃった?
 かおりっていうぐらいだからうんちもいい香りがするのかな?
 …な、わけないよねぇ。くっさいうんちブリブリひり出してね。
 表情から出す穴の動きから、全部撮ってあげるからね』

倫子が言うように、この撮影には幾台ものカメラが使われているようだった。
小学生の頃は一箇所だけだったが、今は四方八方から高坂の痴態が浮き彫りにされている。
まるで本物のAVだ。
表情を、乳房を、秘裂を、肛門を、舐めるように撮影される高坂は、どんな気分になることだろう。


「おら早く立てよぉ、ボテ腹嬢ちゃん」
「はは、足プルップルしてる!」
どれほどの量が入れられただろう。
高坂の腹は妊娠したように膨らみ、立ち上がることも困難な有様だった。

『うんこしたい?佳織ちゃん』
倫子に気付き、睨もうとするがすぐに臀部を押さえて顔をしかめる。
『もう漏れそうなんだ。いいよ、トイレに行かせてあげる。
 …ただし演習問題がひとつ。
 あの子のアナルを舐めて、絶頂を迎えさせられたらOKよ』
倫子は意地の悪い提案をしつつ、部屋の中で最も小汚いガン黒ギャルを指した。
ギャルはげらげら笑う。
「え~やだ~お尻なんか舐められるのぉ?」
舐めるほうに抵抗のある品のなさだ。
高坂も当然躊躇うが、唸りを上げる腹で選択の余地などなかった。
何しろ入った水が多すぎて、歩くだけでも内腿にせせらぎが漏れているのだから。

高坂は四つん這いで腰を突き上げたギャルの元へ倒れこむように辿りつき、
縋るようにその尻穴に鼻を近づけた。そして、うっと息を詰まらせる。
「えー何その反応。腹蹴り破るよ?」
「あんたじゃーしょうがないって。病気でも持ってんじゃないの」
ギャルに対しても罵声が浴びせられる。
どうやら仲間内でも不衛生と取られているようだ。

高坂は目を閉じて臭気に耐えたあと、震える舌をギャルの尻穴に近づけた。
嘗め回し、唾を垂らし、舌をねじいれ。様々に嬲りまわす。
「おーきもちい気持ちい。天国だわこれ」
ギャルはのほほんと感想を述べた。
高坂は必死だ。内股になり、便意を堪えながら必死に尻穴にしがみつく。
しかし無情にも、その太腿に張り手が飛んだ。倫子だ。
『ねぇ、内股とかやめてよ。画のインパクトがないでしょ、がに股にして。
 それから、手は膝の上。舌だけで逝かせなさい。』
高坂は信じられないと言った風に目をむいて振り返った。
しかし倫子を一目見ると、観念したように股を大きく開き、手を膝に乗せる。


「ひゅー、いい格好だね!」
「ほんと、お嬢様がんなカッコで汚ギャルの尻嘗め回すとか、感動的で涙出るわ」

散々に囃し立てられながら、高坂はがに股で、手を膝に乗せて尻穴を嘗め回す。
カメラが高坂の顔を映した。
目を閉じて一心不乱だ。額から汗が噴出して美麗なメイクを落としていく。
結った髪と華やかなリボンが痛々しい。
カメラが遠景に戻る。高坂の豊かな乳房が振り乱されている。
乳房がアップになる。乳首が少し立っているのか、四角い。先端から汗が散っている。
次に脚が映る。細い脚はがに股を保ったまま、摺り足のように重心を変えていた。
内腿から汚液が溢れ、太腿の途中から零れ、あるいは膝裏を通って踵のほうまで垂れていく。
茶色い。
俺はショックを受けた。あの高坂佳織といえど、人間なのだ。それはそうだ。
それでも、現実にショックを受けた。あの高坂が。
並みの人間ならとっくに瓦解しているだろうが、彼女は強烈な自制心でそれを押さえ込んでいるらしかった。
しかし溢れるものは溢れる。
カメラは残酷にも高坂の肛門をアップで抜いた。
当たり前だが汚れていた。幾筋も茶色い汚液が溢れ出し、小指大に開いた尻穴から泡のようなものが吹き出ていた。
その泡が弾け、尻穴に黒い空洞ができたあと、ごぽっと茶色い汚液が垂れていく。
桜色をしてはいたが、それは紛れもない女神の排泄の孔だった。

カメラはもうやめろという俺の念など無視し、その尻穴を中心にして撮り続ける。
だからその限界の様子もコマ送りで把握できた。
高坂の後ろ髪がフェラをするように前後した。激しく嘗め回しているのだろう。
イッて、お願いだからイッて!そんな悲痛な叫びが聞こえるようだった。
そこから3秒。
膝に乗せられた手が膝頭を強く鷲掴みにした。僅かな肉がへこんでいる。
抗っているのだ。狂おしい衝動をなんとか誤魔化そうと。
さらに8秒。
尻の穴が喘ぐように激しく開閉しはじめた。泡がいくつも生まれ、汚液が溢れ出る。
限界だ。
『バケツバケツ!早く!!』
倫子の叫びと共に、がに股の脚の間に青いポリバケツが突き出される。
崩壊はそれと同時だった。

桜色をした慎ましい尻穴が一気に開ききり、まず茶色い汚液が噴出した。
じょぼぼぼぼ、とバケツに嫌な音をさせたあと、さらに固形物の塊がいくつも溢れ出す。
水飛沫が強く3度、弱く1度響く。
高坂の腹筋が一息入れたかと思いきや、終わらない。再び汚水が溢れる。
じゃあああ、ぶすっ、じゃあ、じゃああ、ぶすぅっ。
溢れては途切れ溢れては途切れ、合間に放屁の音まで加わってそれは長く続いた。
明らかに20歳娘の腸に入れるのには不適正な量だったのだと思わされる。
バケツ淵の黒い線が上がっていくと共に、高坂の腹部は従来の細さを取り戻していく。
感動的なほどに明確な変化だ。
最後に放尿のように長い汚液の噴出が終わった後、ようやくにして排泄は終わった。
高坂は座り込む気力さえないのか、ギャルの腰に縋りついて喘いでいた。まるで出産を終えた妊婦だ。
その後ろでは、世にも残酷な品評会が行われていた。

「くっさ~い!女の子が出していい匂いじゃないんですけど!!」
「いくらなんでも溜まりすぎでしょ。よっぽどご馳走がっついたのね、あのお嬢様」
「なんか酒臭いね。あ、飲み会帰りか」

少女達が口々に囃し立てるのを、高坂は瞼を震わせながら耳にしていた。
しかし、彼女がそのまま放心していることはできなかった。
『何休んでるの?はやく、もう一度。――ちんちん。』
倫子がエネマシリンジを手に仁王立ちしている。
高坂はもう終わっただろうと言いたげに目を見開いていた。
『ダメ。演習問題失敗。水はまだまだあるんだから、できるまでやるわよ』
そういうと高坂を蹴り飛ばし、むりやり仰臥させるとシリンジを突っ込んだ。

その後彼女は、本当に何度も同じ事を繰り返させられた。
腹が膨れ上がるまで注がれ、がに股で排泄し、6回目でとうとう立てなくなって横ざまに倒れこんだ。
涙と鼻水でぐずぐずになった顔に一人の少女が尻をすりつけ、
他の少女は暴れる高坂の脚を掴み、半開きになった尻穴に指をつっこんでむりやり水を吐き出させた。
もうすでに水しか溢れない下肢はぐったりと投げ出され、まるで強姦された後の様だった。




窓に映る景色もすっかり暗くなり、高坂をいたぶった少女達も一人また一人と映像から姿を消す。
場はお開きのムードに思えた。
しかし倫子だけはただ一人、縛り上げた高坂を前に黒い執念を燻らせ続けていた。
周りに人がいなくなった途端、その執念はさらに悪い方へ増幅したように思える。

高坂は脚をM字にするように広げたまま、その両の足首と手首を結び合わされた。
大股を開いたまま身動きのしようもないまま、高坂は倫子と見詰め合って苛まれ続けた。
倫子は最初、延々と高坂の尻肉を指でほじくっていた。
2本指を入れ、かき回し、開き、抜いて、入れた。
わざと空気を入れるようにしているらしく、高坂の肛門がぶすっと空気を放つたび笑った。

散々に指で弄繰り回した後、倫子はかなり球の直径のあるアナルパールを取り出した。
『憶えてる…?小学生の時…あんたに使ったわ。あの時は…お尻が小さくて入らなかった。
 今はどうかしら』
倫子はどこか枯れた様な声で途切れ途切れに言う。
カメラが頭上で固定されている為に顔がわからないが、言いようもなく不気味だった。
太いアナルパールが肛門にねじり込まれる。
高坂は口を結んでそれを受け入れた。
『入るのね…すごい。さすがはあんたね……抜くと気持ちいいかな。やってみよう…』
倫子はぶつぶつと呟くように言ってパールを抜き出す。
完全に頭のいっている人間の挙動に思えた。
高坂も彼女を見つめながら、表現しがない不可解な表情をしていた。

パールは太さのある分強烈なのか、高坂はパールが連続して引き抜かれるたび腿を震わせる。
『ねぇ、どう。うんちしてる気持ち?うんちとどっちが気持ちいい?』
倫子は変わらず淡々と質問を繰り返す。

パールが易々と抜き差しできるようになると、最後に倫子はバイブレーターを取り出した。
映像で見ている俺でさえ目を疑う大きさだ。
しばらく目をとろんとさせていた高坂も、これには驚愕の顔を浮かべた。
『凄いでしょ…ネットで見かけた時からずっと、あんたにぶち込みたいって思ってた。
 あんたのお尻に。私には絶対入らないだろうけど、あんたは大丈夫。私より上なんだから』
ぶつぶつと呟きながら、亀頭部分からすでにありえない太さをもつそれを無理矢理に高坂の尻穴へ押し込んでいく。
高坂は苦しそうだ。
どのぐらいの抵抗があるのか解らないが、映像では少しずつ、少しずつ飲み込まれていく。


ディルドウの7割ほどが飲み込まれると、もうそこからは力を入れても進まなくなった。
限界と思って高坂が大きく息を吐く。
しかし倫子はそんな高坂の身体を抱え起こすと、ディルドウの底を固定し、ずんと高坂の身体を下へ降ろした。
「あああっ!!!」
高坂が叫び、腰が跳ね上がる。乳房が揺れた。
『すごい…8分目まで入ってる。ここが高坂さんの奥の奥なのね。
 ……あ、そうだ。』
倫子はまたも呟くと、部屋の隅から見覚えのあるフックを取ってくる。
『懐かしいよね、これ。せっかくだし、これでおまんこの奥の奥も見よっか』
そう言ってベルトを引っ掛ける。
見慣れた光景、秘唇のぱっくりと開いた様が現れる。しかも今は、尻穴にも長大なバイブが刺さっているのだ。
高坂はどうする事もできずに羞恥に眉をしかめた。
縛られたまま直腸を異物に満たされ、さらに同性に性器奥を覗かれるのはどんな気分だろう。
『お尻のバイブがしっかりおまんこの底を盛り上げてるわ。面白い』
倫子はうっとりした様子で声を上げ、直腸のバイブを引き抜いた。
高坂が息をつくのと同時に、再びそれを叩き込む。高坂の手足が縮こまる。

『ふふ、よっぽど気持ちいいんだ。
 …ねぇ高坂さん、私前から気になってることがあるの。
 女の人って、おまんこ開かれたままお尻を嬲られ続けると、どうなっちゃうのかな?
 ……教えてよ、天才の高坂さん。』

じゅくっじゅくっと尻穴から音をさせつつ、終わりのない抽迭が始まった。
そこからは異常だった。
まったく同じ光景が繰り返される。
たまに休息をとるものの、それ以外は高坂と倫子が互いを見つめたまま、尻穴への陵辱が延々と加えられる。
俺はそのそら恐ろしい光景をただ見ていることに耐えられず、ビデオを早送りにする。


かなり飛ばしても、まだ同じ光景が続いていた。
細部は違っている。目を見開いて倫子を睨んでいた高坂の目は細まり、目尻から涙が流れていた。
開ききった彼女の秘部からは門渡りのほうに蜜が漏れていた。
それが飛ばしていた長時間の中、高坂に起こった変化。

さらに飛ばす。
変わらない。床に滴る愛液や汗の量は違うが、大差はない。
膣の中はとっくにとろとろだし、アングルも一切かわっていない。
乳首がすこし尖りを増しているかもしれない。
試しにしばらく見る。
ぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃっぐちゃ…ぶりぃっ。
腸液だろうか、粘りの強い抽迭の音が延々と続く。
呆れるほど続いたなかで、1度だけ深く入れられた高坂の腸奥から下痢便のような音が漏れた。
この上なく恥ずかしい生理現象だ。
しかし、もうそれに高坂も倫子も反応しない。互いを凝視しながら、また淡々と抜き差しを繰り返す。
まるで達人の斬り合いだ。
俺はさらに末恐ろしくなり、早送りの画面でそれを見守る。


その後、2度ほど気になる画面があって早送りを止めた。

ひとつは倫子が高坂の唇に唾液を落としこんでいるシーンだった。
「み、水……を」
巻き戻してみて、高坂が水を求めたためだとわかった。
倫子はその訴えを聞くと笑い、舌を出して粘つく唾液を高坂の口に垂らす。
高坂はひどく口惜しそうではあったが、渇きに耐え切れないのかそれを喉を鳴らして嚥下した。

2つ目は倫子がバイブを抜き去り、高坂に見せ付けているシーンだった。
そのシーンの少し前から、尻穴に抜き差しを受け続ける高坂に微妙な変化が見て取れた。
大きなストロークではそうでもないが、バイブが奥に押し込まれるときに腰を跳ね上げて鼻息を荒げるのだ。
獲物の傷口を見つけた倫子は行動を起こした。
バイブの根元を握りなおし、1度最奥まで押し込むと、ズゴズゴと連続して奥まりのみを抉り始める。
これが効いたようだった。
「んァっ!!!」
高坂は声にならない声を上げ、整った美貌をくしゃくしゃにして悶える。
腸奥を穿つバイブの先、すなわち高坂の深い腹部からは、てぃきてぃきという柔肉の攪拌音以外に音が漏れていた。
ぶぶぶっ!
何の音か聞いただけで判別がつく。女の子が最も人に聞かれたくない音。
先ほどもした音だが、今度はそれとも比にならない、カメラ越しに聞くだけで匂いのするような異音だ。
倫子はその音でバイブの動きを止め、高坂と視線を交わしながらじっくりと引き抜いた。
高坂は涙に塗れた顔で対峙している。
引き抜かれたバイブは高坂の目の前に突きつけられた。俺は目を疑った。
粘液にまみれまくったそのバイブの亀頭部分には、うっすらと茶色い汚れがついていたのだ。

『宴会の残りの分の消化が終わったみたいねぇ。
 あれだけ浣腸して綺麗にしたのに、次から次に汚れが噴きだすのね、あんたのクソ穴は』
倫子は汚れたバイブを見せ付けて散々に罵った。
高坂はウサギのような真っ赤な瞳のまま、殺しそうなほどに倫子を睨みあげていた。
しかし、拘束され尻穴を穿たれる立場の女が倫子を殺せようはずもない。
倫子は散々彼女の人格を否定した後、汚れのついたバイブを再び尻穴にねじり込んだ。
腸内のぐちゃぐちゃという音がいっそう浅ましい響きになったように思う。

排泄物を見せ付けられるというこの恥辱がよほど精神にきただろうか。
ここから高坂は、目に見えて憔悴していった。


そこからさらにどれぐらい飛ばしただろうか。
突然、早送りの画面でも明らかなほどに高坂が暴れるシーンが目に飛び込んできた。
急いで巻き戻してみる。

「もぉやめてええええええええっ!!!!
 おねがいもおやめてよおおおおおおおおおおおおオっ!!!!!!」

音割れするような絶叫がいきなり耳に飛び込んできた。高坂だ。
斬り合いを演じていた一方が、とうとうその横腹を斬り裂かれた瞬間だ。
最もそれは出来レースだった。片方は始めから手足がなかった。当然の結果だ。

高坂がどれほど耐えていたのかは状況が物語る。
明るいと思ったら、映像の中ではすでに朝日が昇り始めていた。初めは真っ暗闇だったはずだ。
高坂の顔の横には吐瀉物がぶちまけられていた。
突かれすぎて吐いてしまったのだろう。大きさからして3回は吐いたはずだ。
吐瀉物は唇から顎、喉、そして美しい左乳房にまでかかってしまっていた。

それら全てを耐えた高坂が、今敗北の絶叫をしたのだ。
しかし、倫子は応えない。鯉のように暴れる高坂を押さえつけ、尚も秘部と尻穴を弄繰り回す。
高坂はなお絶叫している。
俺は怖くなり、さらに飛ばした。
飛ばして、停止し、しかし思い直してさらに飛ばす。
すると大きな動きもないまま映像は急に途切れた。ビデオカメラの電池がなくなったのか。
ほっとして巻き戻し、あの絶叫のあたりから見直す。
あれがピークだった。
そこからは高坂も落ち着きを取り戻し、静かに喘ぐばかりだった。
やはり電池切れらしく、映像は何も盛り上がらない所でふっと暗転する。

何だ、終わりか。

俺がほっとした直後、画面に一瞬だけ何かが見えた。
赤?
しかし確認する間もなくビデオは完全に終わってしまう。
俺はどうしても気になり、そこを巻き戻した。

暗転した3秒後、文字が見える。 赤い文字。



『 
          かのじょを 
         たすけなかったのは
           おまえだ      
                    
       』


最後のシーン、それはその赤文字の裏に、透けたような写真が一枚撮影されているものだった。
写真は明らかに日本ではないスラムの中、乳首とクリトリスにピアスを嵌めた、
高坂だった。




             
                          END
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