大樹のほとり
自作小説を掲載しているブログです。
2010年04月
< 前の5件
次の5件 >
2010年04月18日
15:57
カテゴリ
告知
シリーズ目録を補完・整理しました
これで少しは作品が見やすくなったかと。
ただ抜けてる作品が普通にありそうなので、もし気付かれましたら
メールなりコメントなりで教えて頂けると助かります。
2010年04月13日
21:05
カテゴリ
アナル
あるショタをね
あるショタをね、黒髪さらさらヘアで手足以外色白の、
それをこう裸で大股開かせてさ、膝と手首で天井から吊り下げるの。
そうなるとショタは何にもできないよね。
俺はそれをじっくりと視姦しながら、お尻の穴くんくんするの。
ショタは当然罵声を浴びせてくるよね、でも体中くんくんし続けるの。
腋とかさ、臍なんかもいい、
そうしたらよ、だんだんだんだん桜色のおちんちんが勃起してくるの。
そうなったらこっちのもの、指にローションたっぷりつけて窄まったお尻にねじこむの。
ショタは強気だから声は上げないよ、でもこっちも男だからね、前立腺がすごいのわかっちゃう。
で、指お腹側に曲げてさ、こう“こりっこりこりっこり”って前立腺の筋をいじくるの。
激しくなんてしない、もうホント上の通り、こりっこり、ってタイミング。
そしたら吊ったショタの腰が前後に揺れ始めるのね。
「気持ちいい?」って聞いても顔に唾吐くだけで答えないんだけど、息は荒いよ。
俺は気長ーにくりくりくりくり前立腺をこね回す。
手は疲れてくるけどショタの可愛い反応見ると疲れって吹っ飛ぶよね。
だから自分でもひどいなー、ってくらい延々と尻穴を嬲ってた。
で7分33秒した時ね、あ、ちゃんと計ってたんだよ?
そん時についにショタが1回目射精したのね。
こう垂直に勃ったペニスの鈴口から真っ白い雫が溢れて幹を伝ってね、
すでに包皮の剥けたカリ首あたりに透明な先走りが絡み付いてたんだけど、
それを押しのけるぐらい真っ白な一筋なんだよ。
でその一筋が玉袋の下から零れ落ちたと思った瞬間ね、追う様に鈴口からどぐどぐっと濃いのが溢れ出すの。
ペニスが反り返るみたいに何度も跳ねて、濃いのが塊になって幹を雪崩れ落ちた。
ほら火山の土石流ってあるじゃない、あれの真っ白いのみたいな感じだね。
その濃いのが幹から玉袋・門渡りと伝って肛門に突き刺した手にまで流れて来るんだよ、興奮したなぁ。
それが1回目の射精。
ま当然そんなのじゃ終わらない。それから何度も同じ事繰り返して、何度も射精させた。
白濁は回を追うごとに薄くなって、4回目なんかはもう水9割のカルピスぐらいだったけど、
案外でるね、前立腺こりこりしてると。
でも6回目、正確には5,5回目くらいかなぁ、ちんまい射精の後、ショタが言うんだ。
「もお゛やべてぐだざい゛ッ……!!」って。
正直ちょびっとだけ怖かった。普段より低い、痰が絡んだみたいな声だったし。
俺もそろそろいいか、と思ったんだけど、涙と鼻水でぐずぐずになった顔見てると可愛くてさ、
もうちょっとだけ虐めちゃった。
ゆるゆるになった尻穴から指抜いて、萎びたペニスの根元にちょっとおクスリ注射して。
それでまたフル勃起になる。ショタはありえない復活に何か声上げてたね。
それからはショタを背後から抱きかかえて、可愛いペニスにオナホールを被せてシゴきまくり。
クスリの効果か、前立腺を炙る熱さから解放されての「蒸らし」の状態だからか、
ショタはもう逝きまくった。
それまでお利口系だった顔から舌出して、涎垂らして、
「イグイグイグイグイグイグいぐぅっ!!!!!」って叫ぶんだよ?
場所は俺の部屋で、畳にショタの透明な射精液がぼたぼた落ちていく。
畳汚しちゃダメじゃない、って耳元で叱ったら、
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、って何度も繰り返しながらやっぱり射精。
それから何時間かしてようやくショタを開放したら、完全に腰が抜けてた。
涙たっぷり浮かべて訴えてやる、とか言ってたけど、結局そうはならなかった。
それどころか翌月、真っ赤な顔で家の前に立ってるんだ。
聞けばあの体験以来、普通のオナニーじゃ物足りなくなっちゃったらしい。
「気が済んだら絶対訴えるよ、絶対だよ!」
ショタは俺に正面向いて抱かれながら、そんな事言うの。
「そうだね、終身刑だね」
俺がそう言って腸の奥を突き上げると、ショタは腰を仰け反らせて溜めてたのを盛大に射精する。
細かい飛沫になったそれは、2人の身体にまるでウィディングベールみたいに降り注ぐの。
それからさらに年月経った今は、そのショタ俺にめし作ってくれるの。
おでんとか手羽先をこんにゃくと一緒に炊いたのとか、俺こんにゃく入り料理好きで、
ついでだから裸エプロンのショタの後ろからあのオナホみたいにこんにゃくを使う。
でザーメンだらけのそれを食すの。
美味しいね、って俺が言うと、ショタの答えは決まってる。
「……ボクのじゃ、やだよ。」
って、彼はいっつもそういうの。
おわり
続きを読む
2010年04月12日
22:40
カテゴリ
雑記
ツイッターはじめました
名前は kunsecat でございます
下らない事しか呟きませんが、書き手の人もそうでない人も構ってやってくださいませ
2010年04月08日
18:15
カテゴリ
和姦
加奈子先生
僕はよく13にしては大人びていると言われる。
優しいし、落ち着いているし、思慮深い、などだ。
僕自身は別にそうは思わないけれども、もしそうだとするなら、多分両親が遊び人なせいだ。
30半ばにしてまだ新婚気分らしく、しょっちゅう学校のある僕を置いて海外に行く。
自分で炊事洗濯をしなければならないと、幼稚園児でさえ落ち着いてくるものだ。
そんな僕は周りから特別扱いされる事が多い。
僕もそれに慣れていた。
でも新任教師の加奈子先生がじっと見つめてきた時、僕は少しどきりとした。
加奈子先生は多分お嬢様だと思う。
身のこなしや丁寧な話し方が、やはりお嬢様である母と似通っているからだ。
「さようなら。気をつけて帰ってね。」
生徒1人1人に丁寧にお辞儀をして見送っている。
微笑ましいけれど、何だか不安にも思えてしまう。それぐらいお嬢様だ。
「新藤くんも、気をつけてね。」
最後まで教室に残っている僕に、加奈子先生はとてもいい笑顔をくれた。
何だかやっぱり、僕には特別優しいみたいだ。
そんな加奈子先生はある日、思いつめたような顔で僕に相談を持ちかけてきた。
「嫌ならいいのよ、気にしないでね。」
しつこくそう断ってくるが、僕は相談を受ける事に決めていた。
心配だったからだ。
問題児に絡まれたか、揃って頑固な教師陣に虐められたか。
おっとりした加奈子先生を見ているとそれら全てが不安要素になる。
でも、先生の相談はもっととんでもない事だった。
「あのね、これから先生のする事を、見ていて欲しいの。」
加奈子先生は広間のような自室に僕を招いた。
そして恥ずかしそうにスカートと下着を脱ぎ去ると、茂みの中のクリトリスに触れたのだ。
「オナニー……?」
僕は訊ねる。耳年増な僕はそれが何なのか知っていた。
まぁ今時の中学生はみんな知識が豊富だけれども。
「さすがは新藤くん、こんな事まで……。」
加奈子先生は驚いたような、でも安心したような表情を作る。
それから先生はゆっくりと身の上を話し始めた。
加奈子先生はやはりかなりのお嬢様らしい。
今いる豪邸も先生が1人暮らしをする際に執事メイド付きで与えられたものだそうだ。
幼い頃から母の躾けが厳しかったと先生は言った。
それは異常なもので、なんと自慰行為すら母親の監視の下で行わされたらしい。
妙な自慰癖がつかないように、だそうだ。
加奈子先生は性に目覚めた13歳の頃から9年間、母親の前で自慰をした。
大学を卒業して教員免許を取り、ようやくそれから開放されたものの、
結局その母親の行為が娘の性癖を歪めてしまった。
『人に見られながらでないと自慰ができない』という風に。
それから加奈子先生は、自慰を見守ってくれる相手選びに大層悩んだ。
ネットで募集するのは相手の素性がわからず恐ろしい。
他の教員にお願いするなどとてもできない。
悩みに悩んでいたところ、僕に出会ったんだそうだ。
「はじめて見た時から、不思議な印象だったの。
優しそうで、賢そうで、子供なのにすごく落ち着いてる。
新藤くんの顔を見ていると、とても安心するの。
13歳の子にこんな所を見せてしまうのは、とてもいけない事だと解ってる。
でも私、もうおかしくなっちゃってるの。」
加奈子先生は話しながらクリトリスを撫で回していた。
よほどの期間我慢していたのか、次々に液が溢れてくる。
クリトリスも気持ち良さそうに尖っている。
父が母を抱いていた時と同じだ。そんな時母はとても幸せそうにしていた。
なら、加奈子先生も幸せになっているのだろう。
「いいよ。先生」
僕は言った。
「僕の前で好きなだけオナニーして。大丈夫」
加奈子先生はその僕の言葉に目を見開いて、嬉しそうに笑った。
そうなるだろうとは思っていたけれども、何だか少しこそばゆい。
僕は黙って加奈子先生の自慰を見守った。
クリトリスの皮のあたりを指先でゆっくりと撫で回している。
母のしていた事に比べれば随分と控えめだ。
あそこからの液もかなり出ているし、もどかしくないのだろうか。
「ねぇ先生、あそこには指入れないの?」
僕が聞くと、快感に浸っていた先生が首を傾げる。
「……?
でもここは、殿方しか触ってはいけないのではないの?」
やれやれ。そんな知識では今時の中学生にからかわれる。
「僕は殿方だから大丈夫だよ」
僕はそう言って加奈子先生のあそこに指を入れた。
「あ、あ、新藤くん!」
加奈子先生が僕の手を掴むけれども、僕が笑うとおずおずと手を引っ込めた。
さて、しかし手を入れたところで、流石の僕だってそこからは未経験だ。
文字通り手探りでやるしかない。
あそこの中に指を入れると、中は暖かく潤んでいた。
さらに指を入れると結構強い締め付けが来る。
「よく締まるね、先生。」
僕は褒めるつもりで言った。でも加奈子先生はやっぱり不思議そうだ。
「しまる?中が塞がっているの……?」
どうも『閉まる』だと勘違いしているらしい。
「違うよ。男の人のペニスをよく締め付けそうだ、ってこと。」
僕が細くすると、加奈子先生の顔がみるみる赤くなっていく。
「え、ぺ、ペニス!?そ、それって殿方のあそこで、それがそこにって言う事は、
ええとあ、あの子供を、」
「うん、子供を作ることだね」
僕は言い聞かせるように言った。ちょっと生意気かもしれない。
加奈子先生は真っ赤な顔で俯いた。
僕があそこの中でくりくりと指を動かすと、少し声を上げて反応する。
「うん、よく締まる。」
僕は言った。
「…………そ、その、締まるっていうのは、男の人にとって良い事なの?」
やがて加奈子先生がぼそぼそと聞いてくる。
僕は答えた。
「僕はまだ知らないけど、普通はよく締まるほど気持ち良いって聞くよ」
「それじゃあ、私のそこも、良いのかな?」
「うん。多分すごくね」
僕は正直に言う。加奈子先生は少し黙って、その後うふふ、と嬉しそうに笑った。
僕にはその笑顔がとても愛らしく見えた。
「ねぇ、新藤くん」
先生が僕の顔を見下ろして言う。
「なに?」
「……私におちんちん、入れてくれないかな。」
先生はひどく真剣な顔だ。僕は笑って答えた。
いいよ、と。
僕だって男だ、若くて綺麗な先生のあそこを触る間に、物はすっかり膨張していた。
「ふわ、すごい……」
トランクスを脱いだ瞬間に先生が顔を覆う。
凄いといわれる程じゃない、大人に比べればまだまだだ。
でも、女の人の始めてとしてはちょうど良いサイズかもしれない。
「ねぇ先生、これ……舐めてもらえるかな。」
僕はあそこを先生の鼻先に突きつけた。
ローションなどの潤滑剤がないので唾を代用するしかないからだ。
ちょっと引かれるかな、と思ったが、逆に先生は目を輝かせる。
「あっ、お口で奉仕するのね。フェチラオだったかしら、知っているわ!」
見知った事があってよほど嬉しかったんだろう、顔の前に手を合わせて大はしゃぎだ。
名前は間違っているけれどもとても言えない。
「では、しっ、失礼します」
加奈子先生は正座に直り、僕を見上げた後で丁寧に包皮を剥いた。
何だか初々しすぎる。
嗜虐心をそそるというのか、相手が横暴な男だと酷い目に遭いそうだ。
先生は僕の物を両手で挟み、ゆっくりと先に舌を這わせる。
「あ、あっ」
思わず声が出てしまった。粘膜に舌が触れるのは想像以上に気持ち良い。
先生はしばらく先を舐めた後、躊躇いがちに口内へ呑み込んでいく。
あそこの先が柔らかい輪っかに包まれるようだ。
たまらない。
口内へすべて飲み込んだ後、先生はゆっくりと頭を前後させる。
あそこの傘と幹部分を歯茎の微妙な硬さが往復して、追い討ちをかけるように先を舌がくるむ。
それが何度も何度も繰り返される。
けっして上手いわけではない。恐らくどこかで目にした事を真似ているだけだ。
でも先生の柔らかな唇はとても魅力的だった。
「…ひもひい?」
先生は1度口を離して聞いた。
入れたままでは品がないと思ったらしいけれど、どうせ唾液塗れで喋れていない。
「うん、気持ちいい。」
僕は答えた。本心だ。
さらに何度か唇で扱かれた時、玉袋の辺りが痺れる感覚に襲われる。
「せ、先生やめてっ!」
僕は先生にストップをかけた。まさに射精する寸前だ。
我ながらよく我慢できたと思う。
「……! お、おしょまつさまれした。」
加奈子先生は事態を理解し、口元を拭いながら言った。
なんて可愛いんだ、せっかくギリギリで耐えたものが噴き出しそうになる。
僕は先生をベッドに寝かせ、大きく脚を開かせてのし掛かった。
いわゆる正常位だ。
初めての子はバックスタイルの方が痛くないわよ、と母に言われていたが、
加奈子先生が顔を見ながらしたいと譲らないからだ。
「そ、それじゃ先生、いくよ。」
唾液で十分に濡れた物を加奈子先生のあそこに宛がう。
先生のそこも十分に潤っている。
「うん。もし痛かったら、直ぐにやめていいのよ?」
加奈子先生が僕の顔を撫でていった。
年上として心配してくれてるんだろうけど、それは先生の方だよと内心で笑う。
「じゃ、本当にいくね。」
僕はそう言って先生のあそこに固い物を沈めこんだ。
先生がきつく目を瞑る。
少しずつ沈めると、僕の物はきつい熱さに包まれる。
僕は気持ちいいけれど、相手がどうかわからない。僕の無知ゆえだ。
「先生、痛い?」
僕が聞くと、先生は口の端を無理に押し上げて笑みを作る。
本当は痛いのだろう。ごめんね、と僕は心の中で謝った。
慎重に腰を進める。そして半分ほどが入った頃だろうか。
「んい゛ぃぃっ!!!」
急に先生が甲高い声を上げた。処女を失ったのだ。
それまで苦しげながらも笑みを作っていた顔が皺を刻む。
ピンク色の唇に歯を立ててしまっている。僕の好きな顔がこんなにも。
血の気が下りた。
「……だ、大丈夫?先生、大丈夫っっ!?」
大丈夫な筈がないのにそんな事を叫んでしまう。
身体の下で年上の女性を傷つけてしまった、
それに気が動転する。
何がクールだ、何が知的だ。所詮はガキじゃないか。
このひとの初めての相手が大人だったら、こんな事にならなかったかもしれないのに。
僕は知らない間に泣いてしまっていた。
涙が頬を伝い落ちる。
「ごめんなさい、ごめんあさいっっ……!!」
繋がったまま先生に頭を下げる。
すると繋がる前と同じく、ふいに頬が撫でられた。
「……こら、新藤くん。なぁに泣いてるの?」
顔を上げると、視界には加奈子先生の優しい笑顔があった。
苦しげな汗が浮かんでいるけれどいい笑顔だ。僕の涙もつられて止まる。
「よし。泣きやんだね」
先生は笑ってそう言った。それは立派な教師の顔だった。
僕の背中に何かが駆け巡る。
「先生、う、動いてもいいですか?」
今さらながらに敬語になっていた。
「いいよ、新藤くん。」
先生がそういうや否や、僕は先生の中に腰を沈み込ませる。
加奈子先生と繋がっている、今さらながらにそう実感してしまい、今にも出そうになっていた。
「ん、ん、ん!」
先生は僕が腰を押し付けるたびに息を弾ませ、僕を抱きしめた。
僕は先生の柔らかな身体に包まれながら腰をふかく打ちつけ、打ちつけ、目を瞑る。
あそこの中を凄まじい熱さが駆けた。
その熱さは加奈子先生の中へどくどくと注がれていく。
妊娠の元だから止めなければいけないのに、先生の膣内が気持ちよすぎて止められない。
先生が、好きすぎて。
よくやく全てを注ぎきった瞬間、鼻が通って先生のいい香りがした。
表現したいけれどとても無理だ。
名残惜しくて、繋がったままもう一度先生の身体を抱きしめる。
先生が笑った。何だかひどく恥ずかしい。
腰をひくつかせながらゆっくりと萎んだ物を抜く。
大量の白濁が先生の初物の証と混ざって桃色になって流れ出す。
僕はまた申し訳ない気分になった。
けれどもそこでゴメンと言ってはかえって先生に失礼になる。
だから僕は、
「 ――ありがとう。」
言おうと思ったんだけれども、先生に先を越されてしまった。
「お、おしょまつさまれした」
僕は赤くなってもごもごと呟く。
すると先生が頭を撫でてくれ、それがひどく嬉しかった。
僕はよく13にしては大人びていると言われる。
けれども僕は、やっぱり子供だ。
< おわり >
続きを読む
2010年04月07日
22:26
カテゴリ
和姦
ふれ愛
私が自らの能力に気付いたのは25になってからでした。
大学を卒業してホテルのベルマンとなり、ようやく板についた頃です。
当時、私は同僚のベルガールと恋仲にありました。
私が当初から惚れていたところを、かつてのフロント係の先輩が取り成して下さったのです。
彼女――結衣はサバサバしており、いつだって元気の塊のような娘です。
釣り合わない相手に思えましたが、私の性格は意外にも彼女に気に入られたようでした。
私達は惹かれあい、ついに初デートの夜を迎えます。場所は夜景を見下ろすホテルのレストランです。
結衣は上品な出で立ちで現れました。
黒いショートヘアが頭頂から首筋にかけてウェーブを描き、
ドレスは肩口の開いたふわりとしたもので、乳房の下でリボンによって留められていました。
シフォンドレスと呼ばれるものでしょう。
私は彼女を見て2つのイメージを抱きました。
まず、優雅であると。ウェーブをあてた髪も薄緑のドレスも気品に溢れています。
しかしそれと同時に、私は彼女の官能美に見入ってもいました。
理由は彼女の胸です。
リボンが乳房の下で締められている事により、結衣の胸の膨らみは零れんばかりに強調されていました。
ドレスから覗く腰と比べると一層それが際立ちます。
私達は軽く会釈し、黙ったまま席につきました。
しばらくの後、沈黙に耐え切れずに会話が始まります。
「…何だか、緊張しちゃうね」
結衣は照れたように笑い、メニュー表に手を伸ばしました。
「本当。普段自分達が働いてるホテルなのに。」
私も同じく笑い、メニューを取ろうとしました。
「「あっ」」
寄しくも同じ動きをした私達の手はメニューの前で重なります。
「ご、ごめんね!」
結衣が驚いて手を引くと、乳房が大きく揺れました。
ドレスから覗く肩は雪のように白く綺麗です。乳房も似た色をしていることが窺えました。
それからというもの、私は結衣の胸ばかりを意識してしまいました。
にこやかに話しながらも、頭の中はおっぱい、おっぱい。そればかりです。
その妄執に近い想いが実ったのでしょうか。しばらくの後、結衣に変化が訪れました。
「ん……」
ワインを口にした後、結衣はふと胸を庇うような仕草をします。
気分が悪い……のとは違う、明らかに恥じらう表情でした。
胸ばかり見ているのを勘付かれてしまったか。私は内心で焦りながら結衣に問いました。
「どうかしたの?」
「………ん?な、なんでもないよ? 」
結衣も笑いながら首を振りました。ですがその答え方なら何かあるのです。
普段なら「なんでもない」の6文字で答えるのを「なんでもない“よ”」と余分に強調する時、
彼女は必ず動揺しているのです。
私は結衣の傍に移りました。
「気分でも悪くなったの?無理はよくないよ」
そう肩に手をかけたとき、結衣はびくっと震えてまた胸を押さえます。
「結衣……?」
私が訝しがると、彼女は目を潤ませながら私を見上げました。
「ご……ごめん、なさい、何だか身体が変なの……」
私はそんな結衣を最寄のラブホテルへ運びました。
どのみちデートの最後に入るつもりでしたし、男としての勘が訴えていました。
彼女のこれは悪酔いではなく欲情だと。
その勘の正しさはすぐに証明されることになります。
結衣はベッドに倒れこむと、私の手を掴んで横に寝かせました。
「何だ、積極的だね」
私が笑うと、結衣は大きく首を振ります。
「ち、違うよ!私普段はこんなじゃないの!でも、でも今日は……!!」
結衣はドレスの胸元を押し下げ、ストラップレスのブラジャーを剥ぎ取って乳房を露わにしました。
驚いた事に、結衣の胸は明らかに性的な乱れを見せていました。
掌に収まりきらないような大きさの乳房は朱を帯び、しっとりと汗ばんでいます。
丘の先端にある乳輪には鳥肌が立ち、その中心では乳首が吸引されたように硬く尖っていました。
凄いな。私はそれすら言えずに乱れた乳房を見つめます。
「おねがい…吸って!」
結衣の声がしました。私はその許可を受けるや桃色の乳首に吸い付きます。
「っくうぅ!!」
結衣は指を噛んで唸りました。絶頂を堪えるかのようです。
私は胸の尖りを口に含んだまま、舌先で左右に弾きます。
「あ、あ、あ、あ!」
結衣の声が低くくぐもっていきます。
さらに幾度か左右に転がした後、唇で扱くように乳首を抜き放ちます。
「ううっ…!」
結衣は目を見開きました。口を押さえていた腕が、シーツにぽす、と音を立てます。
「気持ちいい?」
そう聞くと、結衣はゆっくりと答えました。
「……い……いっちゃっ…た……。わたし、乳首で………いっちゃった………!」
私は結衣のやわらかい身体を組み敷きながら、その豊かな乳房を弄びました。
乳房は熱湯をつめた水風船のようで、持ち上げるたびに手の平を汗が流れていきます。
先端は硬く尖っていて、それへ触れると必ず結衣が声を上げます。
まるで総身の神経が乳首に集まっているかのように。
感度としてはクリトリス……否、それ以上のように思えました。
肌触りと嬌声に浸りながら、私は首を傾げます。
何が起こったのか。
レストランに現れたとき、結衣は普段の小奇麗なままでした。
気持ちが表に出やすい彼女です、その時の心理はデートの緊張こそあれ、静かだったに違いありません。
少なくとも、これほど乱れる風にはなっていなかったはずです。
では酔いでしょうか? ――それもおそらく違います。
酔って乱れる女性は何度も目にしましたが、酔った女性はみな目が蕩けていました。
しかし結衣は違います。瞳はいつものように澄んだまま、身体だけが、胸だけが火照りきっているのです。
レストランで何が起こった?
メニューを取ろうとして指が触れた、変わったことはそれだけ…
……いや。
もう一つ起こっていた事があります。
『私が彼女の胸を強く意識していた』、という事です。
まさかと思いました。たかが指を触れ合って胸を思い描いたぐらいで、こうなる筈がない。
しかし、私はどうしても確かめたくなったのです。
私は結衣を抱き起こしてベッドに這うようにさせ、背後から胸のしこりを摘みました。
結衣はそれだけで辛そうに呻きます。
親指・人差し指でこりこりと乳首を扱くと、結衣の身体がベッドを軋ませます。
「ああああ!あああぁあ!!でっ出る、でちゃうぅ!!」
結衣は愛らしい声で叫びました。まるで男が射精を訴える時のように。
さらに揉みしだくと、一刻の後に結衣の背が震え、乳房の先から細かな飛沫が撒き散らされます。
指についたものを眺めると母乳のようでした。
「一応聞くけど、子育ての経験なんて…無いよね?」
「……はぁ、はぁ……あ、当たり前、よ。 私にもわかんないの、どうして?
出るハズなんてないのに、どうして何か出そうになっちゃうの!?」
結衣自身も驚愕しているようです。
胸のほうは本来ありえない反応まで示すほど昂ぶっているのがわかりました。
では肝心の女の部分は?
私は結衣に覆い被さったまま脚を開かせ、ドレスをたくし上げてショーツに手を滑らせます。
若草の感触の先に肉襞があり、そこへ指を割り入れます。
結衣が小さく息を吐きました。
やはり妙です。指を潜らせた肉のあわいは、確かに少し湿ってはいます。
しかし乳房の乱れに比べれば無反応にも等しい変化です。
乳房であれほどに感じるならば、秘部には愛液が溢れていて然りですから。
私は秘部を弄りながら確認します。
「ねぇ結衣、恥ずかしがらずに答えて。ココとおっぱいと、どっちが気持ちいい?」
すると結衣は物欲しげに肩を揺らしました。
「お、おっぱい……。あそこより、おっぱいの方が……たまんない」
予想通り秘部ではほとんど感じていません。
そこで私は、あの状況を再現しようと試みました。
結衣の中に指を沈ませながら、膣、膣、と頭の中で念じたのです。
するとどうでしょう、結衣の腰が急に跳ね上がりました。
「ふあぁっ!?な、何?一体なにしたの!?」
彼女の慌てた声と共に、膣の深くからじんわり熱いものが溢れてきます。
指先に触れる膣壁が潤み、それどころか襞そのものが膨らんで指を強烈に締めつけます。
今の今まで緩い空洞だったものが、瞬く間に熱い狭洞へと変貌したのです。
「熱い、熱いよ……!!」
結衣は艶かしく腰を振って呻きました。乳房の時と同じくです。
割れ目を探ると、やや浅い所にふくらみがあり、表面がざらざらとしています。
形状がいやに鮮明すぎますが、Gスポットと呼ばれるものでしょう。
そこを擦ると結衣はベッドに顔を埋めます。
安定感のあるその姿勢は、まるで多大な快感を逃すまいとするようでした。
私は結衣の快感を引き出し続けました。
背後から胸を弄ると、結衣は腹を引っ込めて「うう」と呻きます。
秘部を弄くりまわすと、今度は腰を落として「ああ」と喘ぎます。
私は結衣のショートヘアに鼻を埋めながら、それを何度も何度も繰り返しました。
結衣の髪からは結衣らしいすっきりとしたレモンの香りがします。
そこから鼻をよけると、部屋は乳臭い匂いと女の匂いで満ち満ちており、
ベッドには母乳の水溜まりと愛液の地図ができていました。
「気持ちいい、結衣?」
私はそれを前に意地悪く問いかけます。
「き、きひもち、いひ?……あ、あう、頭が、ぼんやりて、かんがえらあい……」
結衣は床のカーペットを眺めながら答えます。
その姿は実に嗜虐心をそそるもので、私はその夜、彼女を使って自らの能力を研究し続けました。
私に備わった能力は、『対象に触れながら身体の部位を思い浮かべる』事で発揮されるようです。
その効果は前述の通りですが、必ず身体に触れた状態でなければなりません。
例えば目の前に、ドレスを脱がされた結衣が座っています。
その細い腰の中心に縦一本筋の慎ましい臍があります。
今私がこの臍を見つめて念じても、それだけでは結衣は反応しません。
ただこちらを不満げに見つめ、自ら乳房を刺激し始めるだけです。
しかし私がその臍に指をかけて念じると、途端に彼女の腰が震え上がるのです。
そのまま臍へ指を入れると、結衣は普通の女性が膣で性交する以上の反応を示します。
手を後ろに投げ出して支えにし、ほっそりとした腹部を突き出して抜き差しの快感に酔いしれます。
それは器官に限った事ではありません。
耳でも、うなじでも、背中の筋でも。私が触れて思い描けば、そこが結衣の局所となりました。
うなじだけを吸い続けても脚を突っ張らせて達してしまうのです。
そのように実験を続けた末、結衣は全身くまなく性感帯になってしまいました。
正座をすれば膝で感じ、たまらず転がれば脇腹で悦び、ベッドにすがり付けば腹筋で達する。
結衣は苦しんだ末、シーツで身体をぐるぐる巻きにしてしまいました。
全身がクリトリスのような今、そうでもしないと正気が保てないのだそうです。
しかし、正気が保てないのはこちらも同じでした。
シーツにくるまり、体中を桜のようなピンクに上気させ、濡れた瞳で見上げられては堪りません。
私は結衣の歯茎を撫でて開かせ、逸物をその口に咥えさせます。
一つだけ、まだ性感帯でない場所を思い出しました。
喉奥です。
私は逸物を咥えさせたまま、喉奥、喉奥、と念じます。
こちらを見上げる結衣の瞳がたちまち潤み、喉の奥でこぷっと音がします。
私はそんな喉奥に逸物をねじ入れました。
「ん、んもぅおうぅ!!!!」
結衣は呻きながら目を蕩けさせ、苦しみながらも私の腰を掴んで自ら喉奥に叩き込みます。
亀頭に喉奥のゴリゴリという感触が心地よく擦れ、私は背に電流を浴びたような快感に浸りました。
結衣は唾液まみれの逸物を何度も何度も飲み込み、えづきながら絶頂を迎えます。
喉奥が締まり、私も陰嚢を痺れさせながら最奥に熱い奔流を流し込みます。
狭くぬるく、それはまるで膣内射精さながらの心地よさでした。
結局結衣はシーツにくるまったまま、まんじりともせずに夜を過ごしました。
私も流石に悪いと感じたので起きていたのですが、何しろ結衣は息を吹きかけただけで叫ぶような状態なのです。
そのためろくに水も与えられず、ただ彼女の火照りが治まるのを待つしかありませんでした。
全身がクリトリスのようではそれも中々難しいようでしたが。
「……ちゃんとえっち…したかったな…。」
結衣は体育座りのまま私に冷ややかな視線を浴びせます。
口を動かすだけで大変らしく、言葉は東北訛りのように不明瞭ですが。
「ごめんね」
私が謝ると、結衣はにやりと笑って、そのせいで身悶えました。
それからしばし私は睡魔に抗ったのですが、射精の疲労からか、いつの間にかまどろんでいたようです。
朝日に顔を照らされて目が覚めると、背中に毛布が掛かっていました。
結衣が掛けてくれたに違いありません。
結衣を探すと、彼女はシーツを巻いたまま窓を開けている所でした。
「身体はもういいの?」
私が問うと、結衣はこちらを振り向いて笑顔を見せます。
そして羽織っていたシーツを勢いよく取り去りました。
「ふふん、もう万全でしょう“よ”!!」
無理のある笑顔と同じく、大丈夫ではない言葉が発せられます。
そもそも問題はそれだけではありません。
「…………窓、全開だよ?」
窓の外では、登校途中と思しき高校生がこちらを見上げて固まっています。
「う、うきゃあ!」
結衣は叫び声を上げてまたシーツに包まりました。
朝から結衣ほどのいい裸を見られるなど、あの高校生は運がいいものです。
恐らく今日の自慢の種になることでしょう。
しかしともかく、結衣は一晩で普通の動きができるほどには回復したのでした。
それからの結衣は、一見すると元の明るい彼女に戻っていました。
しかし私にはわかります。
よく見れば、彼女は人の目の無いところで耳といい胸元といい、色々な箇所を擦っているのです。
彼女曰く、実際に痒いわけではないが、あんな体験をするともう戻れないのだそうで、
特に嫌な事があった日などは私のところへつかつかと歩み寄り、
「今日もよろしくね。」
と囁くのです。
体中を性感帯にされ、頭を真っ白にするのがストレス解消にいいんだとか。
ベッドで目を白黒させながら、ある日結衣は私に言いました。
「こうして体中クリちゃんみたいになってるけどさ、私が一番敏感にされたの、どこかわかる?」
私はさっぱり解らず、おっぱいと答えて蹴りを喰らいます。
結衣は飛び起きて私を見据えました。
「ココロ、だよ。
キミに触られて、想われて、それで私の全てが変わる。
そう考えたら、絶対浮気なんかできないな、って。」
結衣は私の頬を撫でて笑みを浮かべます。
「ねぇ、もしこうやって私が触ってキミを想ったら、いつか反応するようになるのかな?」
結衣はそう言いました。
結衣には悪いが、それは到底無理な話です。
何故か、ですって?
なぜなら私は、ただ彼女と一緒にいるだけで、新鮮な気持ちになってしまうからです。
終わり
続きを読む
< 前の5件
次の5件 >
アクセスカウンター
最新記事
ブログ開設記念
『シリーズ目録』一覧
今年も一年、ありがとうございました。2023
眞喜志 愛梨、その探求の果て Episode.4(後編)
眞喜志 愛梨、その探求の果て Episode.4(中編)
人気の記事
ありがたいコメント
さくさく検索
カテゴリー
シリーズ目録 (18)
調教 (191)
連続絶頂 (35)
イラマチオ (7)
アナル (66)
クリトリス (11)
スカトロ (17)
NTR (34)
女同士のいじめ (40)
リョナ・ヒロピン (106)
拷問 (27)
キャットファイト (53)
腹責め (14)
ニューハーフ・シーメール (6)
M男 (6)
和姦 (15)
版権モノ(二次創作) (20)
その他 (20)
飯 (6)
雑記 (88)
告知 (30)
月別アーカイブ
2037
[+]
2037年12月
2031
[+]
2031年12月
2023
[+]
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年05月
2023年04月
2022
[+]
2022年12月
2022年11月
2022年09月
2022年08月
2022年01月
2021
[+]
2021年12月
2021年08月
2021年07月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020
[+]
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年07月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019
[+]
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年08月
2019年07月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2018
[+]
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年02月
2018年01月
2017
[+]
2017年10月
2017年08月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016
[+]
2016年05月
2016年01月
2015
[+]
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年01月
2014
[+]
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年02月
2014年01月
2013
[+]
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012
[+]
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011
[+]
2011年11月
2011年09月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010
[+]
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2009
[+]
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008
[+]
2008年12月
2008年11月
2008年10月
1970
[+]
1970年01月
リンク
Blue Roses Garden さん
Яoom ИumbeЯ_55(腹パンチ小説保管庫) さん
根無し草の原稿工房 さん
幻想生物辞典 さん
スポーツ(エロ)いとこ総合研究所 さん
シメグル. さん
キャットファイトをとめないで さん
萌駅 さん
駄文同盟 さん
新・SM小説書庫二軍 さん
正しいH小説の薦め さん
メッセージ
名前
メール
本文
プロフィール
kunsecat