スーヴァが目覚めた場所は、どこかの洞穴のようだった。
岩の裂け目から差し込む光で視界は悪くない。
スーヴァはその洞穴のやや開けた空間、下に枯れ草が敷き詰められた場所に寝かされていた。

「あ……!」
身を起こすと共に、スーヴァは自らの状況を悟る。
衣服がすべて取り去られていた。
初雪のような肌が露わになり、代わりに犬につけるような金属製の首輪が掛けられている。
幸い、胸に提げた蒼い宝石だけは無事だ。

『ウウウゥ…………!!』
突如、背後から響いた唸り声に、スーヴァは身を竦ませる。
振り返ると、そこには異形の獣がいた。
明らかに人間ではない。どちらかといえば類人猿と呼ばれるものに近い。

身の丈は、スーヴァの頭が鳩尾に並ぶ程度。
首といい肩といい、赤茶色の毛並みに覆われた筋肉質な身体つき。
下半身よりも上半身が発達しており、その腕の太さたるや大樹の幹が如くだ。
しかし足腰もけして貧相というわけではなく、腿の太さはスーヴァの腰周りを上回る。
そしてその全身からは、噎せ返るような獣の匂いが放たれていた。

スーヴァは直感する。シスターに切りかからんとした自分を吹き飛ばしたのは、この化け物だと。
その類人猿のような化け物は、スーヴァに少なからぬ興味を持っているようだった。
食い殺されるのか……スーヴァは顔を青ざめさせる。



「……食べられる訳じゃないから、心配いらないわ」
洞窟の入り口から不意に声がし、1人の女性が姿を現した。
修道服姿の女性だ。
スーヴァ達を吹き矢で襲った人間と同じ格好だが、顔つきが違う。
ただし彼女と同属であろう事は窺えた。

「その方は、この密林の主(ヌシ)様よ」
シスターは類人猿を示しながら告げた。
「主様はこの密林に生物が侵入した場合、大抵はまずその辺りに縛り付けて放置なさるの。
 でもあなたは特別のようね。
 わざわざこの巣穴に運ばれて、秘蔵の首輪まで嵌められたんだから。
 あなたの高貴な雰囲気がお気に召されたのかしら」
シスターがそう続けた時、スーヴァは重大な事を思い出す。

「侵入……そ、そうだわ! ねぇ、エスラは!? 私と一緒に倒れていた女性はどこ!?」
「あら、お仲間がいるの?
 そうね……たぶん倒れた場所の近くで縛られて、身動きが取れなくなっているわ。
 外敵はまず逃亡を防いだ後に、暑さや生物による被害で弱らせ、それからお楽しみになる……
 それが主様の定石なの」
スーヴァが喉を鳴らした。
「お楽しみって……?」
「さあ、それは様々だけど……まぁ人間の女性なら、種付けの対象になるでしょうね。
 主様の逞しい物をおんなの部分に挿れて頂いて、お世継ぎを孕むまでごりごりと愛し続けて頂くの。
 はじめはサイズの違いすぎるお持ち物に泣き叫んだりもするけれど、そのうち何も考えられなくなるほど良くなって。
 出産する頃にはそれまでの常識なんか吹き飛んで、主様に迷い無くお仕えする事ができるのよ。
 ああ、あの意識を書き換えられる快感が新たに体験できるなんて……羨ましいわ」

シスターは陶然とした表情で語る。
このシスター達もあるいは、密林に迷い込み、主の洗礼を受けた娘達なのだろうか。
ならばいずれエスラもこのように?
そう考えると、スーヴァは心穏やかではいられない。



「ど、どうすればいいの? ……どうすれば、エスラをそんな目に遭わせなくて済むの!?」
スーヴァは縋るようにシスターに問うた。
シスターが眉をひそめる。
「あら、とても素敵な体験なのよ。その機会を奪うだなんて、残酷というものだわ」
「嫌よ!エスラも私も、そんなの望まないわ!!」
スーヴァは退かない。それを見て、シスターは溜息を吐いた。

「……もし本当にそう考えているなら、あなたにも出来る事はあるわ。
 主様の精根が尽き果てるまで、あなた自身が搾り取ればいいの」

シスターはスーヴァの白い腹部を撫で下ろしながら告げる。
その指が最後に触れたのは、茂みすらまばらの未成熟な性器。
スーヴァが息を呑んだ。

「幸い、あなたは主様に特別の好意を持たれているもの。
 あなたが懸命に性交に励めば、主様もあなたに夢中になって、お仲間を放っておかれるかもね」

シスターは諭すように語った。
何かしらの思惑はあるかもしれない。しかし理屈は通っていた。
いずれにせよ、洞穴に首輪で繋がれているスーヴァが出来る事などいくつもない。

『グウウゥッ……ウウウゥウ…………!!!!』
密林の主は、今にもスーヴァに襲い掛からんばかりに息を荒げていた。
その巨躯も圧巻だが、何よりスーヴァの目を奪うのは、その股座にぶら下がるオスの象徴だ。
かつてスーヴァは王宮の浴場で、悪戯半分に男の従者の逸物を見た事がある。
ゆえに男のペニスは知っていたが、これはそれとは別物だった。

色は赤黒く、首をもたげた蛇のように斜めに反り立っている。
長さはスーヴァの顔より長く、亀頭の太さたるや口を目一杯開いても入るか解らない。
その表面には血管と、目を背けたくなるような無数のイボが浮き出てもいた。
あえて女の嫌う見目を選りすぐったような醜悪さだ。
匂いもそれは凄まじい。
スーヴァはそれに近づくだけで、こみ上げるものを抑えねばならなかった。

しかし退けない。今こそ自分がエスラを守る時だ。
自分を庇って戦い、身代わりに吹き矢を受けて倒れた彼女を。
王女が臣下のため犠牲になるのは馬鹿げている、とエスラは言うかもしれない。
だがそれでも、スーヴァは彼女の役に立ちたかった。



密林の主は荒い息を吐いてスーヴァに歩み寄り、怒張を桜色の唇へ押し付ける。
「くふっ!!」
あまりの臭気にスーヴァが顔を背けるが、それを追う様に再び唇へ。

 ( ど、どうして……性器を口なんかに? )

性に疎い王女は当惑する。シスターが笑みを浮かべた。
「本当に初心なのね。性の営みは、女が殿方の物を舐めしゃぶる事から始まるのよ」

その言葉を聞き、スーヴァは目の前の異物に目を戻す。
濃い赤紫色の亀頭部は、果物が腐りきったような匂いを放っている。

 ……姫様、なりません!その様なものを口にされてはお体に毒です!

スーヴァが街へ下りた時、露店の食べ物へ手を伸ばすたびに侍女達が騒いだものだ。
目の前のこの醜悪な逸物は、その何倍ほど汚らわしい事だろう。
スーヴァは躊躇した。
目を見開き、額に汗を浮かべた。
しかし数分の後、ついに決意を固めて舌を伸ばす。

スーヴァは一目で育ちの良さがわかる娘だ。
砂漠の民とは思えない白肌。
やわらかな陽光を形にしたような金色の髪。
宝石のように煌く、穏やかそうなグリーンの垂れ目。
体型はまだ未熟ではあるものの、従者達がよく管理したのだろう、スタイルが良い。
乳房の発育も14という歳を考えれば順調といえる。

その麗しき姫君が今、異形の性器に舌を這わせているのだ。

「唾液でたっぷりと濡らしなさい。後であなたに入るんだから、自分の痛みを和らげる為にもね」
洞穴の隅に腰掛けたシスターが告げる。
幼い姫は言われた通りに怒張を舐め回した。
亀頭部分から、カリ首、イボの浮き出た幹に、呆れるほど大きな玉袋。
それぞれへ唾液を塗りこめる。
生まれて以来のはしたない行為だ。
だがその甲斐あって、化け物は少しずつ満足げな息の吐き方をしはじめていた。



やがて怒張のすべてが唾液の膜に覆われた頃、化け物はやおらスーヴァの頭を掴んだ。
スーヴァが咄嗟に口を閉じるも、押し付けて無理矢理にこじ開ける。
「ん、んむえぅっ……!!」
スーヴァは恐怖からの声を上げた。

 ( こ、こんなに大きいもの……口に入らない……!! )

スーヴァの不安をよそに、逸物が入り込む。
哀れな王女は、顎が外れそうなほど口を開かされた。

巨根の七分ほどが収まった所で、スーヴァの喉奥までが埋め尽くされる。
『ウウウ、ウウ……!!』
化け物はそれ以上の挿入が叶わないと悟ったのか、今度はゆっくりと引きずり出す。
「え゛ほっ、おえ゛っ……!!」
一時的に解放された安堵から声を漏らすスーヴァ。
だが怒張は、すぐにまた叩き込まれた。
「おええ゛っ!!?うん、んおぐうっ!!!!」
気を抜いていた所に叩き込まれる、スーヴァには耐えがたい苦しみだろう。
だがそれは、地獄の口腔奉仕の始まりでしかない。

「んぶっ、んう゛……!!んぐっ、んごぉおおおっ、ええええおおお゛お゛!!!!」

清楚な見た目からは想像もつかない声が上がる。
天使のようなスーヴァが、そのような声を出せる事が不思議ですらある。
平常な声ではない。体の危機に際してのみ放たれる声だ。
無理もなかった。
口一杯のものを喉奥まで前後させられ、しかもそのペースは頭を掴む化け物次第なのだ。

「ああ、凄い深く入り込んでるわね。苦しいけど、口を目一杯開いていて。歯を立てちゃダメよ。
 噛んだりしたら最後、もうあなたは見向きもされないわ。食べられちゃうかも」
シスターが可笑しそうに語る。
だが、抵抗が化け物の気分を害することは間違いないだろう。
ゆえにスーヴァは、顎を軋ませながら口を開き、鼻でかろうじて息を求めなければならなかった。
その鼻から吐きだす息さえ、獣くさい匂いに染まっている。

苦しくてたまらない。
目元はくしゃくしゃになっていて、今ひどい顔をしているだろうとスーヴァは思った。
口内から驚くほどの唾液が分泌されている。
それは怒張の潤滑を助けつつ、口の端から零れていく。
かすかに酸い匂いがする事を考えると、胃液をも掻きだされているのだろう。

そうしてしばし膝立ちでの口淫が続いた後、事態はさらに悪化する。



『ヴウウウ……!!』
化け物は腰を押し付け、スーヴァを押し倒そうとしはじめた。
地面へ寝かせて逃げ場をなくし、より深く逸物を咥えさせようというわけだ。
「んぐぅえええ゛え゛お゛っ!!!!!」
当然、スーヴァの声はより苦しげに変わる。
だが化け物は構わず、地面に四足を突いたまま、のっそりと体を反転させる。
腰をスーヴァの顔に、顔を彼女の秘部に密着させる姿勢。
ヒトの性交において『シックスナイン』と呼ばれる体位だ。

「んおお゛おォお゛っ!!!んんん゛おおおぇえ゛オ゛ッ!!!!!」
スーヴァは目を見開いて呻く。
岩のような腰で押し潰すように挿入されるため、深さも息苦しさも先の比ではない。
仰向けのまま、手を握りしめて震える。涙が伝う。
しかし抵抗はしない。
死にそうな恐怖と苦しみの中、身を強張らせて健気に耐えていた。

化け物はその無抵抗に気を良くしたのか、ますます軽快に腰を遣いだす。
スーヴァの喉奥から、けこっ、けこっ、という音がしはじめた。
抜いて、挿して、抜いて、挿して。
その繰り返しの末に、ついに化け物が身を震わせる。
『グウ……ウウウッ!!!』
そう吼えた直後、怒張をスーヴァの喉奥に押し付けたままで射精をはじめた。
どぐっ、どぐんっと生臭い精が注がれる。
「んっ、うぐんんぅッ!!」
スーヴァは顔を顰めながらそれを受け入れた。

喉への射精は多く、またひどく長い。
一分ほどが経ったのち、ようやくにして逸物がスーヴァの喉から抜き去られる。
「えぼっ、かっ、あ゛はぁ……っっ!!」
噎せながら酸素を求めるスーヴァ。
その鼻先へ、なお精の残滓が降り注ぐ。幼い顔はたちまち白濁した粘液に塗れた。

 (……く、苦しい……。でもやっと、この化け物を射精に導けたんだわ。
  殿方は、ここでひとまずお休みになるというし)

スーヴァは胸を上下させながら安堵する。
しかし直後、その想定は無慈悲にも覆された。
『ヴウウウ……!!』
もはや耳に慣れた低い呻きと共に、怒張は再びスーヴァの口へと叩き込まれる。
一度射精したというのに、なお猛り狂ったまま。
「んん゛っ!?」
これにはスーヴァも困惑する。だが化け物が腰を遣い始めると、観念したように目を細めた。

地獄はまだまだ続くらしい。



喉の奥までを極太の逸物に蹂躙されながら、スーヴァにはまた別の苦しみもあった。
点対称で折り重なりながら、秘部をも化け物に弄ばれているのだ。

イラマチオの苦しみで暴れるスーヴァの脚を、密林の主はその発達した前足で押さえ込む。
そうして大股を開かせ、スンスンと鼻を鳴らして姫の淡いを嗅ぎはじめた。
「い……いやっ!!」
スーヴァは顔を赤らめて恥らう。
由緒正しきラシェの王女の、女として最も恥ずべき場所の匂いを嗅ぐ。
それも、砂漠での逃避行で汗をかき、蒸れに蒸れた状況で。
許されざる無礼だ。だがこの獣臭漂う怪物が、人の礼儀を持ち合わせているはずもない。

化け物は太い指で無遠慮にスーヴァの秘唇を割りひらく。
初々しい性器が露わになった。
桜色の陰唇は乱れなく左右に別れ、より鮮やかな内粘膜を外気に晒す。
淡雪のような肌に浮かぶ桜色は幻想的だ。神話に登場する妖精のようですらある。
そこに化け物の舌が這った。
ざらりとした生暖かい舌が、敏感な粘膜を刺激する。
「うあっ!!」
怒張を咥えながら悲鳴を上げるスーヴァ。
だが化け物の舌は、それを気に留める様子もなく秘部を刺激しはじめる。

それは実に巧みなクンニリングスだった。
ざらついた舌で、大陰唇から中央の割れ目にかけてを丹念に嘗め回す。
細かな汚れさえ拭い去るように、念入りに。
時に陰核までもが狙われた。
はじめ米粒ほどの大きさしかなかったそこは、何度も舌先で舐られるたび、少しずつ屹立していく。
やがて包皮から頭を出す程度になると、器用に皮が捲り上げられ、肉芽との境目を舐め清められる。
「う、、んんんっ!!!」
スーヴァは堪らず声を上げた。

性感の未発達な彼女には、陰唇を刺激されてもかすかな快感しかない。
だが陰核だけはハッキリとした快感をもたらす。
そこを舌で撫でられると、陰唇やその奥まりまでもが疼いてしまう。
密林の主はそれを心得ているのだろう。
荒い息を吐きながら陰唇を舐めしゃぶり、スーヴァの身が強張ると陰核を刺激する。
そうして相手の緊張を解しつつ、再び陰唇へ……それを繰り返す。



やがて王女の陰唇が刺激なしにヒクつく頃になると、舌は徐々にその内側へ入りはじめた。
すなわち、ラシェの王女の産道へ。
「ひっ……!!」
スーヴァは身を固める。
神聖な場所への初めての侵入物が、得体の知れない化け物の舌だとは。
本来“スーヴァ姫”の初夜は、高貴で麗しい王子と紡がれるべきものだ。
それが何という落差だろう。
しかも口惜しい事に、その下劣な化け物の愛撫で、スーヴァはしっかりと反応させられている。

舌が入り込むのはスムーズだった。
入り口への刺激で、スーヴァの膣内は潤みはじめている。その潤みが舌の挿入を助けるのだ。
しかし入りやすいとはいえ、舌の質量が減るわけでもない。
体積だけでいえば成人男子の逸物と大差ないだろう。
膣壁を割って侵入してくるその大きな舌に、スーヴァは身を震えさせる。

密林の主は舌をかなり深くまで潜り込ませ、その舌先を中で蠢かせた。
おぞましい感触が王女の腰に広がる。
「はあぅっ……!!」
スーヴァは声を抑えきれない。全く未知の感触なのだから仕方もない。
舌は襞をなぞるように蠢きまわり、一旦引き抜かれ、また深く入り込む。
その奇妙な感触が何度も繰り返された。

「んん、んむううう……!!」
スーヴァは脚をばたつかせる。主はその脚を押さえつけ、何度も舌を抜き差しする。
時には舌の代わりに太い指を挿しいれ、中をくじり回したりもする。
おぞましい感触だ。
しかし、いつしかスーヴァはその動きで、自分が『濡れている』事に気がついていた。
舌の抜き差しが刻一刻と滑らかさを増していく。
その要因である潤滑油は化け物の唾液だけではない。
彼女自身の膣内にもまた、滑らかな液が分泌されているらしかった。

類人猿のような見目に反し、密林の主による蕩かしは何とも巧みなのだ。
もはや疑う余地もない。この獣は、人間の女を抱いた経験がある。

陰唇をしゃぶられ、陰核を舐められ。
舌を捻じ込まれ、太い指でくじり回され。
そうして丹念に開発されるうち、いつしかスーヴァは陰核以外の場所でも快感を得るようになっていた。
そうなれば、いかに幼い性器とて蕩けてしまう。

「はぁ……っ……はぁっ…………!!」
しばしの後、スーヴァは熱い息を吐いていた。
その桜色の華はひくつき、いやらしい独特のてかりを帯びている。
それを認め、化け物はのっそりと身を起こした。
『ウウ…フルウゥゥッ……!!』
唸りながらスーヴァに向き直り、彼女自身の唾で濡れひかる怒張を突きつける。
ぎらついた瞳でスーヴァの秘部を凝視しながら。

「……お待ちかねね、とうとう主様と結合出来るみたいよ。
 お連れ様を救いたいなら、せいぜい満足して頂けるように努力なさい」
シスターが嗤った。
スーヴァはいよいよ大きさを増した怒張を見つめ、恐ろしげに喉を鳴らす。




それは犯罪的な絵面だった。
筋骨隆々の毛深い獣が、華奢な少女に覆い被さっている。
桜色の性器へ信じがたい太さの怒張が出入りする所もはっきりと見える。

スーヴァは唇を噛みしめ、顔中に脂汗を浮かべていた。
その唇から血が滴ったのは、おそらく純潔を失ったのと同時だったのだろう。
「う、んんッ!!!」
腰骨を打ち壊しそうな太さが入り込む時には、呻きが、
「ああ……ッあ、あ……!!」
膣内を捲り返すようにして抜き出される時には、驚愕の息が漏れてしまう。
それが飽くことなく繰り返されていた。

太腿は化け物の巨大な掌で折れそうに握りしめられ、
突き込まれるたびに背中の下で枯れ草が擦れ、
身体は熱い汗で濡れている。
その恐ろしい状況下で、スーヴァは密林の主の目から一時も視線を離さずにいた。
感情の読み取れない獣じみた瞳。
それを見据えながら、ただ彼のやりたいように自らの産道を使わせているのだ。
『ウウゥ……ウ、ウヴウウルッ……!!!』
密林の主もまた、応えるようにスーヴァの瞳を覗き込みながら腰を遣う。
一時も休むことなく。
少女の初物の膣内を味わい尽くすかのように、丹精を込めて。

「良かったわねぇ。主様、あなたの中が気に入ったみたいよ。
 子供だからキツイのかしら。それとも中が複雑に絡みつく名器なのかしらねぇ。」
シスターが茶化すように笑う。
だがスーヴァには、それに憤慨している余裕などなかった。
名器であろうがなかろうが、この化け物を満足させなければならない。
気絶しそうな痛みに耐え、逃げずに受け止めなければならない。
エスラを助けるために。

『ウヴォ…ウウルヴ……!!』
桜色の秘裂へ絶え間なく抽迭を繰り返した末、密林の主は大きく表情を崩した。
そうして体を震わせると、2度目の精を注ぎ込む。
「う゛……!!」
膣の形が変わってしまいそうな大量射精に、スーヴァも眉をひそめる。
2度目にもかかわらず存分に精を吐いた後、荒い息と共に結合は一旦外された。
閉じきらない少女の割れ目から、どろりと白濁が垂れ落ちる。
しかし、化け物はそれでもなお満ち足りていなかった。
スーヴァもそれに勘付いている。

化け物はスーヴァの身体を裏返しにし、獣らしく背後から覆い被さった。
そのまま貫かれると、先ほどとは膣の違う部分が擦れて新鮮な痛みが生まれる。
「ぐ、う……!!」
スーヴァはその痛みに呻きながら、枯れ草に肘をついて耐えしのぶ。
ぬちゅぬちゅという結合の音が洞窟内に響き渡る。
それを耳にするうち、少女は徐々にある事に気付き始めていた。

痛みの奥に、ほんの僅か、気のせいとすら思えるほどだが感じる、心地よさ。
剛直で突き回される中、それは夜明け空のように僅かずつ、しかし確実な変化を見せはじめていた。





夜が更けた頃、ようやくエスラから口腔の蟲が取り除かれた。
ぬちゃり……という音と共に、粘つく唾液に塗れた寄生蟲が姿を現す。
女剣士の唾液を存分に吸ったのだろう、ぷっくりと膨れたまま動きを鈍らせていた。
シスターはそれを籠に戻しながら、手を叩いて周囲を見回す。
「…………!!」
エスラの瞳が驚きに見開かれた。

彼女らがいる繁みの周りを、ひとつ、またひとつと松明の明かりが照らしていく。
灯りを手にしているのは人間だった。
女はみな修道服に身を包んでおり、男は腰布すら纏わない丸裸だ。
男達の瞳は野獣のそれで、人間らしい知性など見当たらない。
浅黒い肌に、体中の毛を伸ばしたままにしており、まさしく野人というべき有り様だ。
彼らはゆっくりと輪を狭め、エスラの八方を取り囲む。

「やめろ、放せっっ!!!」
エスラの叫びが響く。
彼女は一旦手足の蔓を解かれ、身を起こして縛り直されていた。
ロープのような草で後ろ手に縛られ、膝立ちをする格好に。
「ぐっ……」
後孔へ入り込む蟲が姿勢の変化に応じて活動を再開し、おぞましさを生む。
腰をうねらせるエスラを眺め、シスターが口を開いた。

「とても良い格好でいらっしゃいますよ、戦士さま。
 鍛えられた女の身体が艶かしく蠢くのって、こんなに魅力的なのですね。
 ……この子達も興奮してきてるみたい」

シスターはそう言いながら籠に手を差し込む。
するとその腕を、ヒルのような半透明の何かが収縮しながら這い登りはじめた。
エスラはその光景に言葉もない。
シスターの指がその中の一匹をつまみ上げた。
「ほらほら、これ。ご覧下さい。
 あなたの身体に入りたい、老廃物をこそげ取りたいって、こぉんなに大暴れして。
 これほど身体を求められるのは、女冥利に尽きませんか?」
シスターの指の間では、確かにヒルが興奮気味にうねっている。
エスラの顔が引き攣った。



シスターはヒルを手にエスラの前に屈みこみ、その秘唇を割り開いた。
「うふふ、本当にとろっとろ。美味しそうな果実だけれど……この子達には大きすぎますね」
その言葉と共に、シスターは力の込め方を変える。
秘唇の上側を特に開き、尿道を晒すように。
「お、おい、貴様……。な、にを、考えて……いる……!?」
不吉な予感にエスラの言葉が震えた。
それをシスターは満面の笑みで受ける。

「おしっこの穴に入り込ませます。ここなら、この子にちょうどいい大きさなんです。
 大丈夫。私達と違ってこの子は柔らかいから、それほど痛くありませんよ」

その言葉とほぼ同時に、ヒルがエスラの尿道に押し付けられた。
ヒルは尿道入り口を頭でつついた後、その大きさに合わせて体を紐のように伸ばし、ちゅるりと侵入を果たす。
これにはエスラもたまらない。
「うはおォぉっ!?」
奇妙な叫び声と共に太腿を強張らせ、腰を痙攣させ始める。

「はぁぁ、すごい声。尿道に入り込まれる感触がそれほどに凄かったのですか?
 勢いよく入っていってる……もう膀胱には達していますよね。
 どうです、そのような場所でのた打ち回られるのって?
 ああら、尾の色が半透明から黄色に変わってきましたわ。お小水を飲んでるのね。
 中からごくんごくんと飲み干されるのって未知の快感でしょう、ねぇ?」

シスターは嬉々としてエスラに問うた。だがエスラに答えている余裕はない。
尿道を細長い胴が通り抜けて痺れさせる一方で、奥の膀胱を頭の部分が刺激してくる。
刺激で尿意が湧いてくるが、それをヒルが飲み干していく。
膀胱が空になった事で、より鮮明にヒルの蠢きが感じ取れ、頭を違和感が走り抜ける。
それだけではない。
尿道を刺激されると括約筋まで締まってしまう。
その結果、後孔の蟲が悦び、圧倒的な質感を伴って奥まりを蠢きまわるのだ。
子宮を隔てて前後から襲い来る違和感。

「うあああぁ、うんああああああっっ!!!!!」
エスラは大声で叫びながら腰を振りたくった。そうせざるを得なかった。
先刻まで口と尻穴を穢されていた時でも、エスラは出来うる限りの忍耐をしていた。
だがここまでになってはそれも出来ない。
感情や理性とは完全に別次元のショックだ、人間が抑え込める物ではない。



「ふふ、凄い乱れようですね。でも蟲達はまだまだいますから、頑張って下さい」
シスターはそう言ってエスラの乳房を掴む。
そしてその先端に、ハリガネムシのような長細い蟲を押し当てた。
蟲は慣れたもので、即座にエスラの両乳首へ甘噛みを浴びせる。
「くうっ!?」
牙が打ち込まれるたび、麻酔のような感覚がエスラを襲った。
そしてやや遅れ、じんわりと開放感が漂う。
乳房の脂肪が溶け出し、乳腺が花開いていくような感覚……。
まさにそのさ中、両乳首の蟲は侵入を開始する。
体を極限まで細め、乳腺の先へ。そこから潜り込み、乳房の中心へ。

「はぁあああ゛っ!!!?」
この時上がったエスラの悲鳴は、もはや泣き声に近かった。
普段低く抑えた声で話す彼女のイメージがずれるほど、女らしい声だった。
彼女は舞刀術の手練だ。
精神面に於いてすら、若くして円熟期にあると言っても過言ではない。
しかし彼女も人間なのだ。

それからエスラには、シスターの手でまさに穴という穴へ蟲が押し込まれた。
耳の穴、鼻の穴、舌の付け根、乳腺、臍の穴、お尻の穴、産道、尿の出る穴……。
女の身の9穴全てを這い回られ、分泌液で満たされる。

「うんああああおおオオっ!!!んんうああおおおおお゛お゛っっっ!!!!!」

エスラは天を仰いで叫びながら、見事な形の腰を浮き沈みさせ、また前後左右に振りたくる。
松明をかざす原住民たちが見守る中で。
「うっふふふふ、浅ましい限りですわ。こんなものがあの名高きラシェの舞だというの?」
シスターは目を細めて悦に入る。
国一番の踊り手と言われたエスラのプライドは、もはやボロ切れにも等しかった。
だがエスラはもうそれどころではないだろう。

ヒルに2匹入り込まれた尿道は、その柔らかな圧迫でしとどに小便を分泌させられている。
それは貪欲なヒルにさえ飲みきれず、内腿を塗らした。
尿道越しに絶え間なく陰核の根元を扱かれるためだろうか、その朱色のクリトリスは限界かとも思えるほどにしこり勃ってしまっている。
痛々しく勃起しているといえば、ハリガネムシのような生き物に乳腺を刺激され続ける乳首もそうで、こちらに至ってはどぷどぷとそれは気持ち良さそうに母乳を溢し、引き締まった身体をミルク色に染めていた。
身体がそこまでになっているのだから、彼女が白い喉を晒して何ともいえない声を上げるのも、仕方のないことと言えた。

シスター達はその様子をほくそ笑んで見つめ、彼女の体液で蟲達が丸々と膨らむとそれを回収し、
入れ替わりに元気溢れる新たな一匹をぬめり開く穴に押しつける。
「はああああうおおおおおぉっっ!!!!!」
同じく新鮮さを甦らせるエスラの叫び。
狂気の宴はそうして延々と続けられた。
シスター達の嘲りは時と共に高らかに広がり、一方男達は松明を握りしめたまま、その逸物を痛いほどに勃起させていた。
彼らのぎらついた瞳が語る。早く儀式よ終われと。
目の前で腰を振る浅ましいメスと、一刻も早くまぐわりたいと……。





「あっ、あああっ、あっ……うあはあっ、あ、うんんっ……アはっあ……!!!!」
幼い嬌声が洞穴内に響いていた。
華奢な身体は異形の化け物に抱え上げられ、その腰の上に座るようにして秘裂を犯されている。
それはセックスというより、人間の男が道具を使って自慰に耽る行為に近い。
しかしその生々しい“道具”は今や、明確な快感を示していた。

その愛液が全てを語る。
桜色の淡いから細い脚にそって伝い落ち、足指の爪より滴り落ちていく透明な雫。
それが持ち上げられた彼女の下に液溜まりを作っていた。
信じられないほど巨大な怒張が入り込む秘裂の奥も、ぐちゅうっ、ぐちゅうっと何ともいえず淫靡な音を立て続けている。
もう何度目の性交になるのだろうか。
膣の奥までを一片の容赦もなく埋め尽くす剛直は、始めのうち苦痛でしかなかった。
だがそれが、何度も膣内を突かれ、その形に合わせて引き伸ばされるにつれ、快感に変わっていく。

スーヴァは腰周りを獣の大きな掌に包まれながら、ぐったりとしていた。
密林の主が腰を掴む腕を下げれば、ずごっと深く重く子宮の入り口が刺激される。
その瞬間、だらしなく下げられたスーヴァの足指はピンと反った。
「ああ」
桜色の唇から快感のため息が漏れる。
そこから膣内をまくり返すように怒張が引き抜かれ始めると、
「あああっ……!!」
首を捩りながらの女らしい声を出す。
それは、物を呑みこむ時に喉に力を入れるのと同じ、排泄の時に息むのと同じぐらい、実に自然な強張りだった。
密林の主はそれを何度も繰り返す。
奥まで突き、引きずり出し、奥まで突き、引きずり出し。
だがある時ふいに、奥まで貫いたその状態のままでとどめ、子宮口をぐりぐりとこね回す事がある。
これが最も強烈だった。

「んあああああっ!!!そんな、おっ奥っ……!ふ、ふか、深ひいいっ……!!!!」
スーヴァは動揺を込めた叫びを上げる。
同時にそれまでだらりと下げていた足をがに股に広げ、痙攣させはじめた。
あまりに強烈で逃げ出したいが、腰を鷲掴みにされてはそうもいかない。

頭を抜けるような幸せな圧迫感が子宮から生まれる。
そうなると勝手に膣奥から愛液が滲み出し、極太に沿って外へあふれ出していく。
次には膣が奥からキュウキュウと収縮を始めた。
怒張の感触がはっきりと感じられ、これは相手も気持ち良いだろう、とスーヴァは頭の隅で思う。
『ウウウ、ウヴフォォ……!!』
実際、密林の主はその時心地良さそうな声を漏らす。
スーヴァにはその低い響きが嬉しかった。

 ( 吼えてる……ほんとうに私の膣内が良いんだ。嬉しい。
  あの声が出る限りこの獣は、もっともっと私を気持ちよくさせてくれる…… )

いつしか、エスラから意識を逸らす、という本懐は副産物に成り下がっていた。
スーヴァは今や、何をおいてもこの快感を貪りたい、この“主様”と離れたくない、そう考えるようになっていた。否、そう『された』。
それほどに、密林の主とのセックスは痛烈だったのだ。




夜が明けた。
熱帯のジャングルに蒸し暑さがやってくる。
だが今日の格別の熱さは、単に太陽によるものではないようだ。
それは人の熱。
何を教わらずとも人が行う、『生殖』という根源的な行為で生じる生粋の熱だ。

西の森では、エスラが何十という原住民に群がられていた。
後ろ手に拘束され、胡坐をかくような格好で縛られたまま、草原に押し倒されている。
その高く掲げた尻肉の間に男の剛直が出入りしていた。

「ふっ……っふ、……ふ、うんっ……フッふうっ、ふっ……!!」
エスラは剣の稽古をする時の呼吸を繰り返す。
絶え間ない陵辱に耐えるために取った手段なのだろう。
なるほどそのおかげで、常人ならとうに酸欠で参っているような長時間の責めにも、彼女は耐え忍んでいる。
しかし乱れがないとは到底言い難かった。

エスラは凛とした美貌を草原に擦り付けながら、静かに目を瞑っている。
だがその鼻梁から滴る液体からは、彼女がどれほどの時間嬲られ、呼吸を遮られてきたのかが解るし、
美しさを際立たせる薄い唇からは涎が零れ、彼女の快感を十分に物語っていた。
ぐちゅっ、ぐちゅっと音を立て、エスラへの抽迭は繰り返される。
「うんンンん……!!」
彼女はそのたびに尻肉を引き締め、鍛えられた太腿を強張らせた。

「……っにしても、大人気よねぇあの女の尻穴は。
 せっかく女だってのに、どうしてオス共はあっちばっかり使うんだろ」
シスターの1人が頬杖をついて呟く。
別のシスターが答えた。
「そりゃあ、お尻の締まりが膣より良いからでしょうよ。
 砂漠の女は足腰をよく鍛えてらっしゃるからね、お尻の具合が最高なんじゃない?
 あのオス共って、頭は獣並みになっちゃってるけど、快感にだけは貪欲だから」
シスター達がそう言葉を交わす前で、エスラを犯す男が射精に至った。
腰を震わせ、腸奥へどくどくと注ぎ込んでいるのが解る。
「うあ……」
エスラは小さく声を上げた。
はじめの頃のように騒ぎこそしないが、目をうっすらと開けて絶望の色を覗かせている。



逸物が白濁と共に抜き去られると、エスラの尻穴が露わになった。
星型に大きく広がったそこは、泡をいくつか浮かべた後、白濁を吐き溢しながら痙攣する。
その白濁が垂れる陰唇は、こちらもまた変わり果てていた。
夥しい愛液。
胡坐を掻く形の足へくまなく艶を浴びせてわななき続けている。
「さぁて、どうなってるかしら」
シスターがエスラの横に屈みこみ、割れ目の中に手を差し伸べた。
指に力が込められると、ずるりと粘液まみれの寄生虫が産み落とされる。
「うえっ、あんなの入ってたんだ」
他のシスター達が口を押さえた。

「……うん。戦士さまのお蜜をたっぷり吸って、美味しそうに膨らんでいるわ。
 元気な子を入れてあげるから、もっともっと肥え太らせてね」
シスターはそう言い、籠の中の蟲を新たにエスラの割れ目へ埋める。
「ふあああっ!!」
エスラは叫びながら腰を跳ね上げた。
その直後、また別の男が剛直を腸内にねじり込み、苦悶の音色を高めさせる。
再び粘つく音が立てられはじめた。

エスラはそれからも苦悶を続け、やがてさらに一夜が明けてからは、すっかり様相が変わってしまう。
純真な少女のごとく垂れた瞳から涙を溢し、ひめさま、ひめさま……と呟き続けていたという。


その姫は同時刻、やはり洞穴の中にいた。
最初にエスラがさせられていたように、両脚を腰から折り曲げた格好のまま、
剛直を膣に迎え入れている。
瞳は今や快感に染まりきり、突き込みを受けるたびに足先までを快感に戦慄かせる。

そこへシスターが姿を現した。手には蟲の入った籠を提げている。
エスラを虐げ続けていた方のシスターらしい。
「主様、お食事でございます」
シスターは恭しくかしずき、目の前の獣に籠を差し出した。
獣は一旦スーヴァの腿から手を離し、その籠を開けて中の蟲を貪りはじめる。

「美味しゅうございますか? 美しい砂漠の民の愛液を、たっぷりと吸った逸品です」
シスターがそう述べる間にも、密林の主は蟲を喰らい続ける。
瑞々しい獲物からは、喰われるたびに透明な雫が滴った。
その雫は、捕食者の下に組み敷かれた王女の顔に浴びせかかる。
スーヴァは細く目を開いた。
「エスラの…………におい…………。」
そう呟いた後、うっとりとしたように再び目を閉じる。

「エスラ……聴こえる? 私ね、ヌシ様のお妃様になることにするわ。
 この方は密林の王。その方の妻は、王妃……王族よ。
 エスラ言ったよね、私は王族であり続けろって。
 これで……いいんだよね………… エスラ?」

グリーンの瞳から一筋の涙が流れ、胸元の蒼い宝石を塗らす。
だがその涙も、宝石……ラシェの国宝にこびり付く白濁を洗い流す事が叶わない。
シスターが嗤った。

「私と同じ、哀れな異国のお姫さま……。あなたの時代は、もう終わったんですよ。
 お妃様など、とんだ勘違い。あなたも私達と同じ、主様の奴隷にすぎません。
 あなた方はもう一生、この密林の“贄”なのです」

その言葉を残し、シスターは洞穴を後にする。
背後の洞穴からは嬌声が木霊し、はるかな西の森からは高い叫びを聞いた気がした。

                                
                             FIN
※ 書き下ろし